プレミアムスポットを狙え! @土肥
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日本全国潜り歩き 伊豆行脚編@土肥
■撮影/石丸智仁
やって来た来た、土肥のスキルアップ・スタジオ TEH101。
スキルアップ寺子屋の撮影でもお馴染みのスキルの聖地。
単行本やDVDの撮影はだいたいここ。
しかし、言い換えれば、わしの中ではスキル撮影をする海というイメージなわけじゃが、
土肥は12月のみ限定スポット「八木沢沖魚礁」を潜らねば始まらないということで、
この噂のボートスポットを潜りにきたわけじゃ。
が。
あいにくの強風で午前中はビーチ。
午後に風がおさまってきたらボートが出る可能性があるとのこと。
が。
午後になっても風はおさまらず、結局ビーチ2本。
が。
透明度抜群なんじゃな、これが。こんな土肥の海、初めて。さすが冬の伊豆。
この時期、陸上が寒いのでつい腰が重くなるが、
潜ってしまえば18度とまだウエットでもいける水温。
心底、この時期潜ってほしいと思うのじゃ。
ということで、しばしビーチダイビングのご様子を。
浮き桟橋からジャイアントエントリー!
透明度抜群の砂泥地がおもしろい。
マトウダイ、セミホウボウ
進んで水深20メートル。名物の沈船が姿を現す。
今日は透明度がよく、船の全体がくっきり
石丸カメラマン、沈船にかぶりつき。
![](http://media-diving-commu.oceana.ne.jp/media/70/20101218-TIS_5704.jpg)
![](http://media-diving-commu.oceana.ne.jp/media/70/20101218-TIS_5694.jpg)
![](http://media-diving-commu.oceana.ne.jp/media/70/20101218-TIS_5710.jpg)
![](http://media-diving-commu.oceana.ne.jp/media/70/20101218-TIS_5689.jpg)
ガイドの小西殿が生物を次々に紹介していく。
![](http://media-diving-commu.oceana.ne.jp/media/70/20101218-TIS_5725.jpg)
![](http://media-diving-commu.oceana.ne.jp/media/70/20101218-PC180114.jpg)
岩の壁にはアオサハギ、岩の下にはマツカサウオ
穴から顔出すコケギンポ、カラマツの上にはガラスハゼ
浮き桟橋の隣は釣り堀。網の中にはアジの大群。
エサのおこぼれにあずかろうと周囲をマダイがウロウロと。
ここはランチがうまいんだな、これが。
海だってすっかりクリスマスモード。
ということで、青い空の下、青い海を楽しんだ一日。
まあ、12月しか潜れないという
プレミアムスポットを潜れなかったのは残念じゃが、まあ、よしとしよう。
「いやいや良くないでしょ、和尚」と支配人の久住殿。
「やっぱり、『八木沢沖魚礁』をぜひ潜っていただかないと!」。
ガイド2人に「そんなにいいのか?」とたずねると、
同時に声をかぶせて「いいです!」と。
近くにいた常連で、今日も「八木沢沖魚礁」狙いで来ていた新郷殿も
「和尚、僕も伊豆を潜り歩いていますが、魚影がキングっす」と。
そんでもって、明日になればたぶん潜れると。
となれば、そりゃ潜るに決まっておる。ということで、延泊決定!
もったいつけられた分、明日のプレミアムスポットが楽しみで楽しみで。うひひ。