プレミアムスポットを狙え! @土肥
日本全国潜り歩き 伊豆行脚編@土肥
■撮影/石丸智仁
やって来た来た、土肥のスキルアップ・スタジオ TEH101。
スキルアップ寺子屋の撮影でもお馴染みのスキルの聖地。
単行本やDVDの撮影はだいたいここ。
しかし、言い換えれば、わしの中ではスキル撮影をする海というイメージなわけじゃが、
土肥は12月のみ限定スポット「八木沢沖魚礁」を潜らねば始まらないということで、
この噂のボートスポットを潜りにきたわけじゃ。
が。
あいにくの強風で午前中はビーチ。
午後に風がおさまってきたらボートが出る可能性があるとのこと。
が。
午後になっても風はおさまらず、結局ビーチ2本。
が。
透明度抜群なんじゃな、これが。こんな土肥の海、初めて。さすが冬の伊豆。
この時期、陸上が寒いのでつい腰が重くなるが、
潜ってしまえば18度とまだウエットでもいける水温。
心底、この時期潜ってほしいと思うのじゃ。
ということで、しばしビーチダイビングのご様子を。
浮き桟橋からジャイアントエントリー!
透明度抜群の砂泥地がおもしろい。
マトウダイ、セミホウボウ
進んで水深20メートル。名物の沈船が姿を現す。
今日は透明度がよく、船の全体がくっきり
石丸カメラマン、沈船にかぶりつき。
ガイドの小西殿が生物を次々に紹介していく。
岩の壁にはアオサハギ、岩の下にはマツカサウオ
穴から顔出すコケギンポ、カラマツの上にはガラスハゼ
浮き桟橋の隣は釣り堀。網の中にはアジの大群。
エサのおこぼれにあずかろうと周囲をマダイがウロウロと。
ここはランチがうまいんだな、これが。
海だってすっかりクリスマスモード。
ということで、青い空の下、青い海を楽しんだ一日。
まあ、12月しか潜れないという
プレミアムスポットを潜れなかったのは残念じゃが、まあ、よしとしよう。
「いやいや良くないでしょ、和尚」と支配人の久住殿。
「やっぱり、『八木沢沖魚礁』をぜひ潜っていただかないと!」。
ガイド2人に「そんなにいいのか?」とたずねると、
同時に声をかぶせて「いいです!」と。
近くにいた常連で、今日も「八木沢沖魚礁」狙いで来ていた新郷殿も
「和尚、僕も伊豆を潜り歩いていますが、魚影がキングっす」と。
そんでもって、明日になればたぶん潜れると。
となれば、そりゃ潜るに決まっておる。ということで、延泊決定!
もったいつけられた分、明日のプレミアムスポットが楽しみで楽しみで。うひひ。