放射能なんのその @千葉の海

放射性物質による海洋汚染のニュースを受けて、
「潜って大丈夫なの?」とダイバーの間に疑問が広がっておる。

個人的には、拡散より対流の方が強い。
それに、数十キロの海であるならまだしも、西日本や伊豆は当然のこと、
200キロ離れている千葉の海だって「どう考えても安全じゃろう」と思うばかり。

 

しかし、発表されている情報(特に政府から)に疑念を持っている人にとてては、
疑いを持つ気持ちは否定できるものではない。
それに、そもそも、人体に影響のある数値の捉え方が誰にもわからないので、
それこそ個人の考え方の差じゃろう。

黒潮の影響で海流は北上しているが、
「いやいや親潮の影響も受けているでしょ」という人の指摘ももっともではある。
ただ、温度の高い黒潮の下に潜り込んだ親潮が、
湧昇流となってダイバーの潜る水深まで上がってくるというのは事実であろうが、
原発からの距離や数値から考えて、わしはどうでもいいような問題だと考えておる。

もし、気にするのであれば、海より、むしろ陸上じゃろう。
それに、外部被爆は洗えば落ちるしな。

ということで、どう考えても安全としか思えない千葉の海を潜るべく、
今日は行川、明日は勝浦の海に潜ることに。

海のレポートは明日潜った後にまとめるとして、
とりあえず、千葉の海が元気なことを、
日本国の長たる菅殿の安全パフォーマンスを真似でアピールしないとな。

もぐもぐ。もぐもぐ。
 

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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