ワールドクリーンアップに参加して新しいコミュニティを見つけよう!

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毎年、180ヶ国約2000万人以上の人が参加する、地球をきれいする社会貢献プログラムる「WORLD CLEAN UP DAY(ワールドクリーンアップデー)」が9月18日に世界同時開催された。

この活動の始まりは2008年。エストニアで若者9人が、「不法投棄されたゴミがあふれた森林をきれいにしよう」と国中に呼び掛けたことがきっかけだ。「Let’s Do It 2008」と命名されたこのクリーンアップ運動には1日で5万人以上(エストニアの人口の約5%弱)のボランティアが参加し、わずか5時間で1万トン以上の不法投棄ゴミの除去に成功したという。

この成功例から、人口の5%の参加を目指し実現すると大きな波動となることがエストニアで証明され、世界中に広まった。日本でも人口約1億2000万人と仮定し、5%にあたる600万人の参加を目指し、海に囲まれた島国ならではの優しい風のなか、次世代に「豊かな自然」を残したいと考える。

WORLD CLEAN UP DAY2021の参加方法をチェック!

世界で同時開催される今年の「WORLD CLEAN UP DAY」は9月18日で終了しているが、地球をきれいにしようという活動は、引き続き10月10日まで開催されている。ごみ拾いをした日時・場所・参加人数・拾ったゴミの量を報告すると日本の記録として登録される。2021年は、日本全国で10,000人の参加を目指しているという。

参加方法はさまざまで、公式ホームページの専用フォームからだけでなく、ごみ拾い活動をしている人を結ぶWebサイトやアプリ、個人のSNSからなどから選択可能。一つずつ紹介していくので個人や企業、団体などそれぞれの活動スタイルに合わせて選んでみるのが良いだろう。

WORLD CLEAN UP DAY2021の専用フォームから参加登録しよう

WORLD CLEAN UP DAY2021の公式HPから参加登録をする方法。ごみ拾い実施後に参加人数・拾ったごみの数などの報告をすることで、イベントの期間内にどれだけのごみを拾うことができなのかなどデータを集計することができる。

参加フォームはこちら

ごみ拾い活動をしている人を結ぶサイト「BLUE SHIP」

BLUE SHIPとはごみ拾い活動をしている人を結ぶWebサイトだ。活動に参加する人をクルーと呼び、「海をきれいにしたい!」といったシンプルなコンセプトを掲げている。BLUE SHIPを通して行える活動は以下の3つ。

・全国のゴミ拾い団体や環境イベントを簡単に探すことができる
・コストゼロで団体ページを簡単に作成し活動を告知できる
・近隣で活動している団体を簡単に見つけ連絡を取ることができる

自分のニーズに合ったクリーンアップイベントに参加したり、コミュニティを作ったりと幅広く活動できそうだ。

BLUE SHIP公式ホームページはこちら

ごみ拾いでつながるアプリ「pirika」

「pirika」とは、世界109ヵ国以上で利用されているごみ拾い専用のSNS。拾ったごみの種類や場所、活動人数などを入力し世界にシェアできる。自由な社会貢献活動を可能にし、SNS上で新たな仲間を見つけることで、楽しくごみが拾えそうだ。専用アプリがあるため一度登録してしまえば、その後は簡単に使用できるのも魅力的。

pirika公式ホームページはこちら

SNSで活動を報告しよう

一番簡単な参加方法は自身のSNSに「#wcdjapan2021」「worldcleanupday」とハッシュタグを付けて投稿すること。世界で参加している人たちも見られるので付けたハッシュタグを検索してみても面白いかもしれない。

WORLD CLEAN UP DAY2021の公式HPはこちら

10月10日まで開催しているWORLD CLEAN UP DAY2021。普段からごみ拾いを積極的に行うことが現実的ではない人も、このイベントをきっかけに楽しみながらクリーンアップしていただければ幸いだ。もしかしたら、自身の新しいコミュニティが見つかることもあるかもしれない。

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PROFILE
静岡県西伊豆町出身。

ドルフィントレーナー専門学校を卒業後、ダイビングインストラクターや操舵手といった海に関わる職歴を持つ。

現在は、ライターとして「地球に暮らす全ての生き物がHAPPYな未来を」と願い、記事を書く。
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