【環境月間特集】ごみ拾いイベントなど、手軽に探す&シェアできるサイト、アプリ4選
本日、6月5日(日)は「世界環境デー(World Environment Day)」。環境保全に対する関心を高め啓発活動を図る日として、国連環境計画(UNEP、以下 国連)によって制定された国際的な記念日だ。そして日本では、環境庁によって6月が「環境月間」と制定されており、環境保全の重要性を認識し、行動のきっかけとするための様々なイベントが行われている。
そこで、誰でも参加できる環境活動が探せるサイトや、海岸にごみがたまってしまいごみ拾いの人出が欲しい場所をマップ化しているサイトなど、探す&シェアが手軽にできる4つのサイト、アプリをご紹介したい。
世界環境デー、環境月間って?
世界環境デー
1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められた記念日。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」、日本では「環境基本法」が「環境の日」と定めている。
環境月間
環境庁の主唱により、平成3年から6月の1ヶ月間を「環境月間」とし、事業者や国民にむけ、環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという趣旨がある。
環境省参照:https://www.env.go.jp/guide/envdm/
手軽に環境活動を探す&シェアできるアプリ、サイト4選
ごみ拾いや環境活動を簡単に探せるサイト「BLUE SHIP」
「BLUE SHIPが目指すGOALは、きれいな海」という目標のもと運営している「BLUE SHIP」。ごみ拾いをはじめとした環境問題に対してアクションをおこなっているイベントや環境活動団体を探すことができる。
・全国のごみ拾い団体や環境イベントを簡単に探すことができる
・コストゼロで団体ページを簡単に作成し活動を告知できる
・近隣で活動している団体を簡単に見つけ連絡を取ることができる
海辺にごみがたまっていて人手が欲しい場所をマップで表示する「BEACH MAP」
「BEACH MAP」は①で紹介したBLUE SHIPが運営しているサイト。海岸にごみがたまっているけど人出が足りなくて汚れてしまったビーチをマップで見ることができる。また、情報提供も随時行なっているため、近くの海がごみで溢れている場合には連絡してみよう。
昨年は約15万人が参加!「春の海ごみゼロウィーク2022」
海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていく活動を推進する日本財団による「海と日本PROJECT」が、海ごみゼロを目指す強化週間として春と秋に開催するごみ拾いイベント「春の海ごみゼロウィーク」。昨年のキャンペーンでは、全国440ヵ所で約15万人もの人が参加したという。
参加方法は簡単!青いものを身につけて、「これ以上、海にごみを出さない」という思いを持っていくだけ。参加人数により参加方法が異なるため、詳しくはHPをチェック!
ごみ拾いシェア&イベント参加可能なアプリ「PIRIKA」
自分がごみ拾いした場所を写真やテキストで記録することができるアプリ「PIRIKA」。他の人が投稿した記録も見ることができる。また、定期的にアプリ内でごみ拾いイベントが開催されるため、遠隔でもユーザー同士でコミュニケーションをとり、楽しみながらごみ拾いを行うことができる。
オーシャナもごみ拾いを行った際はPIRIKAを活用しているが、自分のシェアに対して、ごみ拾い活動に特化したSNSのような感覚で、いいねやコメントで反応がもらえるところは嬉しいポイント!
環境問題に対して、何かアクションを起こしたいけど何から始めればいいか迷っている方は、今回紹介したサイトとアプリをチェックしてみてはいかがだろう。もしかしたら、自分の家の周りでアクションを起こしている仲間に出会うことができるかも!?