自然写真家・高砂淳二氏の38年の軌跡を徹底特集した雑誌『Coyote』 3/15に発売

今年2月にオーシャナの記事「自然写真家・高砂淳二氏特別インタビュー 「足るを知る」ことが、今の私たちに大切なこと」で、貴重なお話をたくさん聞かせてくださった自然写真家の高砂淳二氏(以下、高砂氏)。さまざまなメディアに登場している高砂氏だが、今度は“旅に暮らし、暮らしを旅する”をテーマにする雑誌「Coyote」に、高砂氏の自然写真の本質を追求する大特集「THE WATER IS WIDE」が掲載される。


高砂氏はこれまで38年間にわたり、世界各地の水中から陸上まで、様々な風景や野生動物の姿を撮影し続けてきている。本書では高砂氏の代表作をロングインタビューとともに振り返りながら、自身が写真を撮る上で核とするハワイの教えや海にまつわる7本の書き下ろしエッセイから独自の自然観へと迫る。さらに写真家以前の記憶を語った貴重なインタビューも。このポーズを取った写真や最後の文から、高砂氏のお茶目な一面も垣間見ることができる。

また、フイルム時代から現在にいたるまでの撮影機材の変遷や道具へのこだわりをQ&A形式でひもとく実践的な写真術も収録。全33タイトルの著作紹介も交えた、「高砂淳二大全」ともいうべき内容でお届けする。

2022年に世界最高峰の自然写真賞を受賞した高砂氏が長い年月、自然と向き合って感じたことが一冊にまとめられている。多くの経験から得た写真術や環境に対する姿勢や価値観など、さまざまなことが学べるコンテンツも盛りだくさん。ぜひ手に取ってみてはいかが。

Coyote No.79 特集「高砂淳二 THE WATER IS WIDE」概要

【その他のコンテンツ】

・重要無形文化財「宮古上布」、脈々と受け継がれる匠の技を求めて宮古島の工房を訪ねる旅へ。
・今年4月に放送開始となる連続テレビ小説『らんまん』のモデル、牧野富太郎の功績と生涯をAからZの26項目でひもとくとともに、出身地・高知県のゆかりのスポットをご紹介。
・町と人の理想的な関係のヒントを探しに、移住希望者が後を断たないという北海道東川町を歩く。
判型・ページ数:B5変型、144ページ
定価:1,320円(税込)
発売日:2023年3月15日
発行元:(株)スイッチ・パブリッシング

スイッチ・パブリッシング公式オンラインストアで購入した方限定!高砂淳二撮影のポストカード2枚セットの特典付き
公式オンラインストアURL:https://www.switch-store.net/SHOP/CO0079.html

高砂淳二
高砂淳二
写真家。1962年、宮城県石巻市生まれ。ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て、1989年に独立。地球全体を仕事の場として、水中から空中まで自然の瞬間を捉え、野生生物、風景、自然現象、星を撮影しながら、世界中を旅している。著書多数。ニコンTHE GALLERY、東京ミッドタウン富士フイルムスクエア、渋谷パルコ、阪急百貨店、コニカミノルタプラザ、ザルツブルク美術館などで作品展を開催。2008年、外務省主催の太平洋・島サミット記念写真展「Pacific Islands」を担当。テレビ、ラジオ、雑誌、トークイベントなど幅広いメディアに出演し、自然への思いや自然と人間との関係を伝え続けている。2018年には宮城県の「みやぎ絆大使」に就任。海の環境NPO法人「OWS」理事を務める。また2022年、世界で最も権威のある写真賞のひとつであるロンドン自然史博物館が主催する「Wildlife Photographer of the Year」の自然芸術部門で、日本人初の最優秀賞を受賞。

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