タコミジン終幕⁉︎ ミジンベニハゼを可愛く撮るコツ ~西伊豆・大瀬崎〜

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同居生活中だった頃のタコミジン

話題になっていた大瀬崎のタコとミジンベニハゼのカップル(通称タコミジン)。

別居生活になった2匹について、「そのあとはどうなったの?!」という声をちらほらいただいたので、2匹のそのあとを追ってみました!

追跡!
タコミジンのその後

熱いファン(?)からの要望で、さっそくタコミジンでおなじみのはまゆうマリンサービスの新井拓哉さんにお話を伺いました。

ーー新井さん! あれからタコミジンはどうなりましたか?

「残念ながら、あのままですね。復縁せずです。」

あぁ……!
なんという結末でしょう……(予想通り)。

ミジンベニハゼの想いはタコには通じなかったのですね。

ドラマ「逃げ恥」のラストは、素敵なハッピーエンドだったのに。
水中では上手くいかなかったようです。

ーーでは、タコに振られたミジンべニハゼは今どうしているのですか?

「いまは、開き直って独身生活を楽しんでいますね。」

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ぽつん。独り身になったミジンベニハゼ。

悲しい。
もうすぐ、春なのに。

産卵シーズンなのに。

でも、そんなミジンちゃんですが、「大瀬崎のアイドル」と言われております。
そのアイドルの実力を今こそ発揮する時がきました。

今さらですが、春に向けてがんばっているミジンちゃんを、可愛く撮ってあげましょう!

新井さんに聞いてみた
ミジンベニハゼを可愛く撮るコツ

ーー新井さん、ミジンベニハゼを可愛く撮るコツってありますか?

「結構、みなさん瓶や缶の前にまっすぐ撮るというスタイルが多いと思うのですが、周りの環境を入れたりして撮ってみるとまた味がでていいですよ。例えば、ムラサキハナギンチャクを入れたりとか。あとは、砂が舞い上がると他の魚がくるので、その瞬間を撮ったり。1匹だけをただ単調に撮るだけじゃ面白くないので」

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「そして、撮り方は、距離を撮ってジリジリと近づいて、優しく撮ることですね。弱めのライトや赤いライトを使用したり、ターゲットライトなどを消してライトを強く当てないようにすると、ミジンもストレスが無いので、あくびをしたりしてくれます。そのあくびしてる姿が一番可愛いです」

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なんて可愛らしい。
これはもう最強の可愛さではないでしょうか。

「あとは、もうすぐ産卵シーズンなので、ミジンベニハゼのハッチアウト狙いのお客さんが増えます。ミジンのハッチアウトのシーズンは5~10月なのですが、水温が暖かくなった方がより活性化するので、オススメは暖かい時期ですね。なので、夏場がチャンス。あとは、根気です。長くて、卵ができてから1ヶ月間出てこないときもあるので。その日に見れるかとなると運次第なので。さらに、時間も早くて朝7:00−8:00なのです。なので、本当に根気が必要です。ただ、その分見れたときの感動はやばいです」

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きたーハッチアウト!
もう春ですもんね。

苦労して、撮影できたときの感動って本当にすばらしい。

ただ、ミジンちゃんはハッチアウトできるお相手探しからです。

大瀬崎のミジンちゃんを、これからもみんなで今後を見守っていきましょう。

(撮影・情報提供/はまゆうマリンサービス)

(構成・文/マンタ林典子)

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