チュークの“すごいところ”100連発!【前編:陸関連】
こんにちは! オーシャナ営業部のすいかです。
オーシャナに入って初めての海外出張でチュークに行くことになり、ウキウキした私に飛んできたのは、編集長からの「チュークのいいとこ100個探してこい!!!」という無茶振り…。
「ひゃ、ひゃっこ…? まじすか」
もちろん逆らえるわけもなく(!)、しっかり調査してきましたよーっ!
実際に行ってきて見たものや感じたことを、私の独断と偏見のみでお届けします\(^^)/
前後編のうち、前編は陸関連。
さて、チューク100連発スタート!
①文化
1.日本語が多々使用されてる
戦時中は日本の統治下であったため、その名残で日本語の名前のものがある。
例えば…
弁当→ベントウ
ドーナツ→テンプラ
2.お店や名前も日本語の場所がある
例えば…
シゲトという名前のスーパー(正式名称はSHIGETO’S STORE)。
理由:初代オーナーが日本人のしげとさん
中村桟橋というところがある。
理由:村の中ほどにあるためだそう
3.ところどころに戦争の跡が見られる
第二次大戦中、チュークは日本の海軍艦隊の駐留地。
例えばきれいに残っている砲台、戦艦金剛に搭載されていた副砲。
場所がバレないようにギリギリまで打つのを止められており、打ってないし打たれてもいないのでそのまま残っている。
4.周りの島に日本語の名前がついている
春、夏、秋、冬、月曜〜日曜、干支など。
日本が委任統治していた島で日本語の名前がついているのはチュークだけらしい。
②街中
5.時間がゆったり流れている
観光地化が進んでない分、自然が溢れていて、人も多くなくのんびり過ごせる。
6.室内は基本的に禁煙
吸わない人には嬉しい!
吸う人は……すみませんが外でm(._.)m
7.魔除けのデビルマスクがいろんなところにある
水曜島で、暴れていた悪魔を撃退するのにデビルマスクをかぶって戦ったという言い伝えがあり、ホテルのフロントやレストランの入り口など至る所で魔除けとして飾られている。
8.家の庭にお墓がある!
お墓は洗濯物がかけられてたり、暑い時に子供達が寝転んでいたりする*こともある*そう。ひんやりして気持ちいいらしい。ご先祖様寛大。
9.ミュージアムもオススメ
ブルーラグーンリゾートに「キミオ アイゼク メモリアル ミュージアム」があり、チューク環礁周辺で撃沈された艦船の紹介、沈船から引き揚げられた点鐘やお皿、弾薬類、航海用品が整然と展示されている。
10.機関銃めっちゃ重い
これも沈船から引き上げられたもの。ブルーラグーンリゾートにあるのでぜひ持ってみてほしい。
③食べ物
11.ご飯は基本ホテルの中のレストラン
安心だしおいしい。
12.チュークの伝統食、パンの実(ブレッドフルーツ)
デンプンを含んでいて、主食として食べられている果物。甘さが少ないさつまいもって感じ。
それをふかして発酵させたもの「kon(コン)」といって、発酵の度合いによって名前が違うらしい。
13.日本のメニューも多いけど、ちょっとずつ違う
写真はすき焼きを頼んで出てきたもの。(笑)
海苔巻きも具材がハムやカニカマ、卵焼きが入っていたりして、ちょっとずつ惜しい。
でも味はおいしい。お刺身も食べられる。
14.食べ物をテイクアウトする文化
残ったら迷わずテイクアウト!
15.ハードレックカフェという名前のカフェがある
聞いたことあるような名前…(笑)
トラックストップホテルに併設されていて、店内にはタイタニックの監督や出演者のサインがある。水金土しかやってないので注意。
16.パンが甘い
どのパンを食べても甘い。食パンでさえ甘い。
17.アイスおいしい
個人的なイチオシはピスタチオ。
抹茶は草の味がした…。
18.お弁当がめっちゃボリューミー
食べ過ぎ注意。
④ホテル
19.ブルーラグーンホテルは部屋が広くてきれい
コテージみたいな部屋から海が見える、島唯一のリゾートホテルで、敷地内をまったり散歩するのも素敵。
カヤックやSUPなどのアクティビティが無料。夕暮れのSUPが最高なのでぜひ!
沈船から持ってきた機関銃や弾などがリゾート内に飾ってある。
20.クラッサホテルはチュークで一番リーズナブル
でも全室キッチン付き!
なぜかホノルルの時間に合わせた時計があるが気になった…。
レストランは併設してないけどレンタカーが借りれるので、ついでに島内ドライブでも。
21.空港から徒歩で2,3分という、激近な距離にあるL5ホテル
ミクロネシアで1番高い建物で、唯一エレベーターがあるそう。改装してからそんなに経ってないので清潔感たっぷり。
オーシャンビューのスイートルームは比較的安価で泊まれるそう。泊まりたい。
22.トラックストップホテルは便利な立地
島の中心部にあって、大型スーパーが隣接している便利な立地。建物がめっちゃ綺麗で部屋の名前が沈船になってておもしろい!
桟橋があって夕方の散歩は格別。ここは行く価値あり。
⑤自然
23.もちろんだけど海がきれい
南の島にきたー!!! って感じの海。
24.サンセットがすごくいい
空港やホテルは島の西側に集中しているので、わりとどこからでもサンセットが見られる。
25.夜はとにかく星がきれい
月が出てない日、一面の星空は感動もの。
26.ヤシの木もりもりジャングル
島全体が熱帯の森林に覆われてる。
27.無人島最高
小さい島でなにもないので最高にのんびりできる、非日常的な空間。
周りをシュノーケルするのも楽しく、運がよかったらイルカに会えることも。
ジープ島、フォノム島は宿泊ができるので、超個人的には貸し切って夜通し音楽かけてパーティーしたい。
⑥お土産
28.人気のお土産は缶詰
青魚のココナッツミルク漬けを購入。
ココナッツ!? と思ったけどしょっぱめでおいしかった。
水煮缶がミルクで少しまろやかになった感じ。
29.スパムの種類がめっちゃ多い
チーズ入りや黒胡椒入り、照り焼き味や辛いもの、ちょっと甘いものまで。
脂肪分、塩分、カロリー控えめもあるので、その人に合ったスパムをプレゼントしよう。
30.夜這い棒というお土産がある(笑)
ラブスティックともいい、かつてのチュークでは、夜な夜な男性が自慢の夜這い棒を持って気になる女性の家に忍び込み、寝ている女性の髪に夜這い棒をからみつけ、音もなく起こして反応を見る。
女性はその気があれば夜這い棒を強く引っ張ってOKサインを出し、こっそり家を出てちょめちょめし、気に入らない男性のときは思いっきり突き返すそう。日本でやったら完全にアウト。
⑦ここは注意!
31.両替が全然できない
両替という概念があまりないそう。空港近くのATMでキャッシングはできるが、基本的には日本から両替していかないといけない。
32.チューク人はお酒を飲み慣れてないので酒癖が悪い
元々お酒を飲む習慣がなかったらしく、普通売店にはローカルのお酒があるがチュークには全くない。
33.空港ではチェックイン時に荷物を全部出す
チェックのためだそうで、おそらく全員出さなければいけない。
34.夜はあまり出歩かない方が良い
意外と治安はあまり良くない。外にものを置いてくと盗まれたり、酔っ払って喧嘩したのちナタで相手殺しちゃうとかもあるらしい。
35.スーパーの野菜が腐ってることも…?
全部船で輸入しているため、傷んだ状態で入ってくることもある。
⑧チューク豆知識
36.日本人は10人くらい住んでいるらしい
そのうちダイビングショップの方が2人。
37.現地人は太陽で時間を見ている人もいる
雨の日は仕事に来なかったり、遅刻することが多いのでおそらく太陽が出てないからなのでは…とのこと。
私も遅刻したとき「太陽が出てなくて」って言ってみようかな。
38.ところどころ廃車が落ちてる
直せる人がいないから壊れたら捨てる人が多い。修理屋は数件あったけど、なにやってるんだろ。
39.チュークは山って意味だそう
昔は「トラック」と呼ばれていた。
40.船通勤の人もいる
「船で通勤してるんだ〜」って言いたい!
*
さて、まずは陸編ということで、40個達成。
チュークは、思ってたよりも暑くなくて過ごしやすく、夜なんかはのんびりお酒を飲みながら過ごすのが最高です。
ブルーラグーンリゾートは発電機の切り替えで定期的に停電するのですが、そのときの星空は格別!
そういう楽しみ方もできるのもチュークならでは(笑)
日本を少し感じることもでき、ちょっと違くない? っていう部分を探すのもまた楽しいです。
後編のダイビング関連に続きます。
■supported by ニューギニア航空
パプアニューギニアの国営航空会社。25都市に就航しています。機内食の味付けが日本人好みと評判です。2018年9月〜首都ポートモレスビーと成田空港間にチューク直行便が就航しましたが、今は運休中。今後の復活に期待が高まります。
(Special Thanks TREASURES(トレジャーズ))