紀香と陣内君より
紀香と陣内君の離婚騒動。
陣内君寄りのこの気持ちはなぜ?
この騒動を語るとき、
ほとんどの人が「浮気」というキーワードでアプローチする。
「浮気許せない!」、「あんな綺麗な嫁がいてなぜ浮気!」、
「男は浮気するもの」。
母みどりも「爽やかな好青年だと思ったのに浮気するなんてガッカリ」だったらしい(笑)。
しかし、浮気なんて語りつくされていてどうでもいいキーワード。
「あんなに綺麗な嫁がいてなぜ浮気する!」は
さすがに見当違いだと思うが、
そのほかの浮気論は皆誰もが正しい。
「許せない」と言われりゃ、そりゃそうだと思うし、
「そりゃ浮気するでしょ」と言われりゃ、そりゃそうだと思うし、
「浮気がバレてバカだ」と言われりゃ、そりゃそうだと思うし、
「バレるとかの問題じゃない」と言われりゃ、そりゃそうだと思うだけ。
しかし、僕の中の最大の問題は、紀香が風水女であること。
この1点でもう陣内君寄りになってしまうほど、風水女は恐ろしい。
身近な先輩が風水女と結婚し破談、
友人の風水女子が婚約者と破談、
そして、自分自身も風水女とうまくいかなかった経験がある。
個人的な体験による偏見という部分も多分にあることは認めたうえで、
僕にとって風水女はスピリチャル女ぐらい恐ろしい存在。
僕の知る風水女が身にまとう空気をひと言で表すと「漂白」。
わかりやすく言えば、Ⅹ-JAPANのTOSHIな感じ(わかりにくいか・笑)。
「未来系」ではなく「自己啓発系」。
ポジティブで、世界平和で、エコで、友情で、日経ウーマンで、
周りからの評価も高く、実家の家族と仲がよく、
力いっぱい夢中でがんばる君へエールを送るのだ。
なんでしょ、正論や正義の怖さというか気持ち悪さというか。
格闘技好きの僕は何かと紀香と接点を持ってしまうのだが、
コメントが風水女そのもの。しばし、鳥肌。
風水女が魅力的に見える気持ちはとってもよくわかり、
実際、そのキラキラした目の輝きに僕も魅力に感じて
近づいたこともあるが、
ずっと一緒にいるには、かなりの下地が必要。
先輩も僕もそうだったように、
陣内君は今、風水女のアンタッチャブルさを痛感しているはずだ。