「仲間とダイビングしている気分を味わいたい!」読者とZoomダイビングを試してみた

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読者のみなさんこんにちは。
外出できない生活のなか、先日お風呂でダイビングをすることで少し海不足を解消したスイカです。

▶︎【記事】ダイビングに行きたすぎて、自宅のお風呂で全力で海を感じてみた!

突然ですが、みなさん最近話題の”Zoom”ってご存知ですか?

Zoomはビデオ通話アプリで、複数人と同時に繋いで会話ができたり、自分のパソコンの画面を共有できたりするのですが、ここ数ヶ月の自粛生活で、Zoomを使ったオンライン飲み会をする方が増えてきたと感じています。

さらに最近では「焚火の動画をZoomで観ながら呑む」というキャンプファイヤーならずZoomファイヤーなるものを、私の周りのキャンパーたちがし始めたそう。なんでも、仲間と焚火を囲って語り合う時間が好きだからオンラインでも実施しているのだとか。

それを聞いて、「私も仲間と一緒にダイビングをする気分を味わいたい!」と思い、Zoomファイヤーならず「Zoomダイビング」をやってみることにしました。

みんなで潜った気分になりたい

「Zoomダイビング」といっても、やることは超シンプル。Zoomで海中の動画をみんなで鑑賞しながら飲むだけ。ただ、「何が1番ダイビングした気分になれるのか?」というのが全くわからなかったので、下記の3種類の動画を用意しました。

・360度カメラで撮影された海:360度見渡せるため、最も潜った気分になれそう
・一緒に潜った海:体験したことを思い出せるので潜った気分になれそう
・みんなで行ったことがない海:行ったことがなくても潜った気分になれるのか試してみたい

集まってもらった読者のみなさんは、私がツイッターで普段から交流があり、昨年アンオフィシャルで一緒にファンダイビングに行った仲間たち。私の突然の「Zoomダイビングやろう!」という呼びかけに快く応じてくれました。

ダイコンの用意はバッチリ…?

ということで、試してみました「Zoomダイビング」!

360度カメラで撮影された海中動画

最初に流したのは360度カメラで撮影された動画。YouTubeで探すと色々出てきます。
さっそく画面共有をして動画を映し、視点を横に動かすなどしてリアル感を演出します。

しかし参加者からは
「画面がカクカクしてる」
「これ楽しめてるのスイカだけだぞ」

という厳しいお言葉が。辛辣…!

どうやら動画が重くて、共有されている側からは滑らかに動いていなかったそう。
さらに途中で私のwi-fiが切れるというハプニングもあり強制終了。悲しみ…。
※このあと別の360度動画で試したらすんなりいったので通信状況によるようです。

一緒に潜った海

wi-fiが復活しZoomに戻ると参加者の1人が画面共有をしてくれていました。写っていたのは昨年みんなで西伊豆の田子と雲見に潜りに行った時の動画。

「○○さん映ってる!」
「これ、○○さんエントリー失敗してる時のやつじゃんw」
「スイカ、この時砂地で空見上げて動かなくなってたね」
など思い出が溢れすぎてダイビングというよりアフターダイビングの気分に。結局その時のアフターダイビングの写真も見返してしまい、思い出を語り合う時間となりました。これはこれでめちゃくちゃ楽しいのでおすすめです

みんなで行ったことがない海

さあ、ここからは行ったことがない海です。
選んだのはこちら。果たしてダイビングの気分を感じられるのか…!?

波の音やダイバーの呼吸音も入っており、いい感じです。

エントリーして数分、ダイバーの条件反射でしょうか。海の中では会話ができないというのが刷り込まれているせいか全員無言の状態に。黙ってZoomで海を見つめるダイバーたち…。

半目で寝るとき…あるよね

はい。
すみません。ガチ寝しました。

海とかダイバーの呼吸の音って癒されるんですよねえ…。不眠に悩む方はぜひ聞いてみてください。「ASMR ダイビング」で検索するといい感じの動画が出てきます。

しばらく気を失っていたのですが、目がさめるとなぜかヘビの鑑賞会になっていました。

(一部モザイク処理済)

結論。ダイバーは自由。

やってみた感想

私は眠くなるという結果になりましたが、参加者に感想を聞いてみました。

・行きたいところが増えてきた
・海に行きたい欲が出る
・海入りたい
・アフターダイビングとダイビング中が混ざって変な感じがした
・ダイビングとアフターダイビングが同時に行われてる感じ
・飲みながらYouTubeみてる感じ
・みんなで潜りたくなった
・また以前のダイビングの時みたいなわちゃわちゃ感を味わいたくなった

…ということで、改めて結論は
「ダイビングとアフターダイビングの気分を同時に味わえる」
「海に行きたい気持ちが高まりまくる」

でしたッ!

リアルな話をすると、全員同時に会話するのが難しいZoomで手持ち無沙汰になった時でも大好きな海の映像を眺めて癒されたり、「綺麗だね〜」「行きたいね〜」と話して間をもたせたりすることができるのが良かったです。

その他にもさまざまな動画を鑑賞しましたが、イルカやアシカなどの海獣系を観て「可愛い〜!会いたい〜!」とみんなで言ったり、クオリティの高い動画を観て「これは何を使って撮影してるんだ?」と考察したり、はたまたまだ誰も行ったことのない海や見たことのない生物の動画を観て「やばい…行きたすぎる…」と興奮したりと全員で楽しむことができ、やっぱり海を介して繋がったメンバーと同じものを共有して話ができるっていうのは貴重な時間なんだなと思いました。

参加者のみなさん、ありがとうございました。

「仲間とダイビングしている気分を味わう」という目的とはちょっと違った結果になりましたが、遠隔のダイビング仲間と繋がって海に思いを馳せるのにぴったりな「Zoomダイビング」、みなさんもいかがでしょうか?

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PROFILE
IT企業でSaaS営業、導入コンサル、マーケティングのキャリアを積む。その一方、趣味だったダイビングの楽しみ方を広げる仕組みが作れないかと、オーシャナに自己PR文を送り付けたところ、現社長と当時の編集長からお声がけいただき、2018年に異業種から華麗に転職。
営業として全国を飛び回り、現在は自身で執筆も行う。2020年6月より地域おこし企業人として沖縄県・恩納村役場へ駐在。環境に優しいダイビングの国際基準「Green Fins」の導入推進を担当している。休みの日もスキューバダイビングやスキンダイビングに時間を費やす海狂い。
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