UFO

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高校生のとき、なぜか宇宙人とUFOにハマっていた。

授業中に教科書に隠して関連本を読み漁り、
美術の自由デッサンではとてもリアルなグレイを書いて先生に微妙な顔をされた。
友達のサダオ君とは本気でUFO研究所を作ろうと話し合い、
でもあんまりやり過ぎるとマジェスティック12に殺されるかもと心配した。

ちなみに、ここまで書いてみて、
高校時代さっぱりモテなかった理由がよくわかった気がする(笑)。

しかし、月日と共に宇宙人はUFOに乗って僕の中から消えてしまった。
一度だけ父スズオと見たUFOの記憶も「見間違い」と上書き保存。

最近、とある会社に行った時のこと。

星を見るのが好きだという50代の社長さんに、
何気なく「昔、UFO探したなぁ」とポロリ。

すると、社長さんは目の色が変わり、UFOと宇宙人について熱く語り始める。

軍事関係のお仕事である社長さんは、
日本では手に入らない軍事用の暗視スコープで空を見上げていることが多く、
よくUFOを見るという。
その時の様子やUFOの形などを熱っぽく教えてくれる。
昔、空軍に携わっていたこともあるので、
戦闘機や気象に詳しくUFOとの違いを力説。

僕もすっかり昔を思い出し、目をキラキラさせて質問攻撃。

すると、話は地球で暮らしている宇宙人から、
今まで宇宙人が地球人を侵略しなかった理由、
ワープをするための半生命体UFOまで突き進む。

この辺りの話になると、隣にいた人たちはすっかり苦笑いか
「この話、早く終わらないかな」オーラ。

でも、僕はすっかり感動してしまった。

内容がどうのこうのというより、目をキラキラさせて話す社長さんの姿に。
いや、こんなこというと、
「信じるって素敵だよね」とか「そんなことを真顔で言えてうらやましい」というような、
社長さんを温かい目で見守る上から目線だと思われてしまうが、
そうではなくて、内容も非常に興味深く、生き方も含めて全体としての感動。

なんだか、久しぶりにUFO活動を再開してみたくなった。

でも、高校時代にさっぱりモテなかった理由は……(笑)。

ダイビング
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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
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〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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