旅の達人がオススメ!プーケットで参加したいオプショナルツアーTOP3

編集長・寺山から「勝手にシリーズ化するな!」と怒られながら、まったく気にせず2回目へ突入するオプショナルツアーTOP3。
今回はアジア随一のビーチリゾート、プーケットです。

栄養豊かなアンダマン海に面したプーケット。
ダイバーにとっては魚影の濃い極彩色の海が魅力ですが、ダイバー以外の観光客も多いだけあって、プール付きのヴィラや賑やかなビーチ、ピリリと辛いタイ料理、怪しげな繁華街などなど、陸上の楽しみも豊富です。

もちろんオプショナルツアーもたくさん用意されています。

エレファントライド

乗る前まではワクワクするエレファントライドですが、乗っちゃうとゾウが大きすぎてよくわからないので今回はランク外!

3位:プーケットタウン
~食べ歩き!?~

え…タウン!?  という突っ込みが聞こえてきそうですが。まあ、個人的な好みなので…。
リゾートらしさはないですが、ギュウギュウ詰めになったソンテウ(バス)や安くておいしい屋台、フルーツ盛りだくさんの市場など、南国らしい街の表情が垣間見られて面白いんです。

タウンの一角にはシノポルトギースと呼ばれる、中国とヨーロッパの建築様式が融合した建物が残っています。
これはプーケットがスズの産地として栄えていた時代の名残で、窓の装飾やメルヘンチックな壁の色などが特徴的。
マレーシアやシンガポールのプラナカン建築に近いデザインが見られます。

これらの建物を利用したレストランやカフェ、ブティックなども増えているので、のんびりめぐってみるのも楽しいですよ。
しかもタウン周辺にはヨーロッパからの移住者が多く、フレンチやイタリアン、ベーカリーなどがおいしいんです!
福建省からの移民が多かったプーケットならではの麺料理、ホッケンミーもおすすめです
(結局、食べてばっかり)。

プーケットタウン

シノポルトギース様式の家は入り口が狭く、細く奥行きがあるのが特徴。奥には中庭が造られている

2位:シーカヌーアドベンチャー
~気軽にエコ体験~

カヤックツアーといえば南国リゾートの定番ですが、これが意外と疲れるんですよね。

行きは楽しいんです。でも帰りはもう漕ぎたくない…なんてことがよくあります。
もちろんマングローブ林の中をゆったり漕いでいくような穏やかなツアーはいいんですが、激しい流れに逆らってカヤックを漕ぐのは、楽しさ10%+辛さ50%+後悔40%って感じです。

そこで、おすすめがこのツアー。
後ろに乗ったスタッフが漕いでくれるんです!
軟弱モノといわれたっていいんです、楽なんですから♪
スタッフが漕ぐゴムボートに乗って、奇岩が林立するパンガー湾を探検します。
あー楽ちん。

体を倒して狭い洞窟を通り抜けると、目の前には岩に囲まれたラグーンが。
水辺でサルの親子がくつろいでいたり、頭上を真っ白な鳥が群れで飛んでいったり、楽園風景でヒーリング。
無人島のビーチで過ごす時間も用意されていて、充実したエコ体験を満喫できます。

シーカヌーアドベンチャー

ボートの上でダラダラ寝そべっているだけの楽々ツアー。チップもはずんじゃいますねw

1位:ピピ島
~定番ビーチツアー~

プーケットのオプショナルツアーといえば、やはりここは外せません。
プーケットの周りにはカイ島やラチャ島、コーラル島など、たくさんの島がありますが、時間があるならピピ島に行っておきたいところです。

ピピ島は6つの島の総称で、プーケットからのフェリーが発着するピピ・ドン島が中心になります。
この島にはレストランやギフトショップが並び、安いバンガローから高級ホテルまで宿泊施設もたくさんあります。

ピピ島で必ず行きたいのが、ピピ・ドン島からボートで30分ほどに浮かぶピピ・レイ島。
切り立った巨岩に囲まれた湾は、幻想的な美しさを見せてくれます。
昔は「隠れ家ビーチ」なんて呼ばれていましたが、今は観光客でいっぱいなので、隠れ家っぽさは皆無。
それでもターコイズブルーの海と奇岩という、フォトジェニックな光景は一見の価値アリです。

ピピ島ビーチツアー

ピピ島ツアーと銘うっていてもピピ・レイ島が含まれない場合があるので、予約前にチェックして!

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PROFILE
ビーチリゾートをメインにしたトラベルライター。
50以上の国を訪れた経験を生かし、旅行ガイドブックや旅行雑誌などを制作している。
編集プロダクション「アトール」所属。
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