お魚を最後に見たい件～ダイビング・プチあるある!?～

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とある女性ダイバーが、「ガイドさんがお魚を見せてくれたとき、いつもバディが遠慮して、『お先にどうぞ』と譲ってくれるので何だか悪い気がする」と言ったとき、その場にいたダイバーの中には「バディはいい人だね～」という人もいましたが、大多数が「悪く思うことないよ。きっとその人は最後に見たかったんだよ」。

人の親切心をそう受け取るか！(笑)とも思いましたが、実は、生物を最後に見たい、撮りたいと思っている人は意外と多いのかもしれないと思いました。
仕事で潜ることが多い自分の場合、ガイドさんを貸切りのことがほとんどなので気にもしたことがなかったのですが、意外とダイビングあるあるなのかもしれませんね。

最後にじっくり撮りたい、見たいというのがその理由で、先述した順番を譲ってくれたダイバーさんも、「どうぞどうぞ」と気を使っているように見えて、実は、自分が後から見たいだけという可能性が高いのだと言います。

なぜ、こんな話をするかと言えば、自分も親切のつもりで、「どうぞお先に」とやることがあるから。
これは、「待つこと」への配慮だと思うのですが、彼らの理屈に従えば、「真っ先より、待つことより、じっくり」ということで、余計なことをしていることになります。

なんてこったい。

本当かな～？と思っていたら、寺子屋の投稿でも「後からゆっくり写真を撮りたいのに、バディに『先にどうぞ』に言われちゃうんだけど、『先に見て』と言った方がいい？」といった質問が来ていて、おお、やっぱり先に見て欲しいんだな～と。
ただ、じっくり撮りたいだけでなく、「カメラを構えると魚を逃がしてしまうかも」という配慮でもあるようです。

いずれにせよ、「どうぞお先に」ではなく、自分がさっさと見て、次に譲ることの方が喜ばれるということですね。

※ちなみに、以前、撮影は何カット撮って譲るのが常識的かというようなアンケートをしたところ、2～3カットが常識的な線と出ました。参考前までに。

と、最後の最後で、やっぱり皆さんに聞いてみたくなってしまいました。

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このアンケートの期限は、2012年11月19日（月）23:59までです。

法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール／コンタクト
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■著書：「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD：「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
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