海のシーズン到来前に気になる、海水と美容効果の関係とは?
少しずつ暖かくなってきましたね。
夏も目前!夏といえば、ダイビングに海水浴ですよね。
日焼けからは逃げられない季節がやってきます。
日焼け以外にも、意外と気になるのは海水です。
海でばっちり泳がずに浜辺やボートで日光浴をしているだけでも、蒸発した海水を浴びているに違いありません。
海辺を歩いたり、海の近くにいるとなんとなくべたべたしますし、海風で家や車は錆びて大変です。
海水が良い効果を与えてくれることはないように思います。
しかし巷では「アトピーには海水が良い」とか「海水のミネラルで肌が綺麗になる」といった美容効果についての話を良く聞きます。
それは、海洋深層水の美容効果ではないでしょうか。
海洋深層水とは、一般的に水深200m以下の海水のことを指します。
海洋深層水が生まれる場所は、地球の南極である北大西洋のグリーンランド沖と南極海です。
ここで生まれた海洋深層水は、世界中の海を長い年月をかけて循環するといわれています。
その循環は何千年も昔から行われており、今もなお遥か昔の深層水が私たちの海の底で循環を繰り返しています。
海洋深層水はミネラル分を多く含み、洗浄で体に馴染みやすく、飲料水としてとても優れているのです。
また、飲料としてだけでなく、産業や医療などさまざまな分野での研究・利用もさかんに行われているそうです。
現代人に不足しがちなマグネシウムが豊富
海洋深層水は、現代人にもっとも不足しているといわれている「マグネシウム」を豊富に含有しています。
現在、人間の体には、数多くのミネラルが必要であるといわれています。
ある栄養調査によると、日本人にとって最も摂取量の少ないミネラルは「マグネシウム」という結果が発表されています。
以前はカルシウムに多くの人が注目していましたが、最近ではカルシウム以上にマグネシウムの必要性が注目されています。
マグネシウムは本来、骨中に含まれていますが、その濃度が低くなると血液中に流れていたカルシウムが細胞に入り込み、血管硬化させてしまいます。
その結果、肩こり・高血圧・果ては心筋梗塞など様々な症状、病気を引き起こしてしまいます。
このようにカルシウムとマグネシウムはともにバランスを保って存在しており、マグネシウム不足はカルシウム不足につながっていくのです。
マグネシウム、カルシウム、カリウムの3つのうち、どれかがかけてしまうとすべてのバランスが崩れてしまうので気をつけなくてはなりません。
タラソテラピーと美容効果
タラソテラピーとは、海水を利用して皮膚からまた体の内側から整える療法で、根本的に体質を本来あるものに戻そうとするものです。
食生活の乱れや不規則な生活、酒、たばこ、ストレスといったような生活を長年続けていると治療力が弱ってきます。
その為、最初は肌が荒れてくるとか、疲れやすくなるというような症状が現れてきます。
これらが免疫力低下につながり病気へと発展する場合があります。
タラソテラピー療法は、海水の豊富なミネラル類を皮膚から取り込み体内の循環を良くする働きがあります。
温水プールのなかで歩くとかなりの汗が出ますが、これは体の器官が正常に動き始めた証拠です。
お肌がつるつるに変化していくことに気がつくでしょう。
ダイビングのインストラクターなど普段海で働いている方のお肌を触ってみた事はありますか?
お肌がつるつるな方が多いかと思いますが、それは海水の美容効果のおかげなのです。
海水には、イオン化された微量のミネラルが数多く存在しています。
タラソテラピーの海水入浴では、このイオン化された微量のミネラルが皮膚から入り、血管などから通じて体内の約60兆個の細胞に送り込まれます。
そして、細胞に取り込まれた微量のミネラルは生体内の有機物と結合し、身体の各部位で生命維持の大切な役割を果たします。
そのため、新陳代謝の活性化、脂肪燃焼、疲れの解消、痛みの緩和、お肌の保湿効果など健康や美容の面で様々な効果が期待できるわけです。
このように、ダイビングや海水浴を楽しんでいると、どうしても海水のマイナスなイメージを多く感じてしまう方が多いかと思いますが、少し視点を変えてみてみると、実はお肌にとっても良い効果がある事がわかります。
これからも皆様には海でのマイナスイメージだけでなく、実は健康や美容に効果があるということをもっともっとお伝えしていきたいと思います。
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