ドルフィンスイマー・鈴木あやのが生まれた瞬間
こんにちは。
ドルフィンスイマー、写真家、水中モデルの鈴木あやのです。
野生のイルカと目を合わせ、心通わせ共に泳ぐ、それは至福の時。
その感動を伝えるべく、水中モデルとして私自身がイルカと泳ぐ姿を発信し、そのようにイルカと目を合わせて泳いでいるときに実際に私の目に見えているイルカの瞳や表情を、写真家として撮影しています。
「ドルフィンスイマー」とは、直訳するとイルカと泳ぐ人ですが、ただ泳ぐだけでなく、野生のイルカの生態や行動を観察し、イルカの動きに合わせて泳ぎ、イルカと心通わせ泳ぐ感動を様々な視点から世の中に広く発信していく人、と定義しています。
私はドルフィンスイマーとしての活動を始めた2009年から、写真家そして水中モデルとしての二つの視点を組み合わせた独自の発信をしています。
このような仕事をしていると、小さい頃からイルカが大好きと思われがちですが、実は2007年に小笠原諸島で野生のイルカと出会うまで、イルカに特に興味は無かったのです。
というか海も好きでなかった。笑
小さい頃から生き物や自然は大好きで、顕微鏡で微生物を見てスケッチをしたり、外で植物や昆虫などを観察したり野山を駆け回っていました。
そして東大農学部へ。
東大大学院では放線菌という微生物が抗生物質を作る仕組みを研究していました。
遺伝子工学や分子生物学です。
ただ、研究というのは本当に細かい部分を突き詰めて研究します。
体系的に物事を捉えなければ生命の意味は解けない、サイエンスは好きだが、何か違う。
研究を仕事とすることや働く意味というものを考え、自分がいったい何をしたいのか、自分が何者であるのか、心の闇に呑まれていきました。
会社を休職し、小笠原諸島へ。
そこで見たものは驚愕の大自然。
そして小笠原の碧い大海原で、初めて野生のイルカと出会い一緒に泳いだとき、イルカの瞳や鳴き声に一瞬で恋に落ちてしまったのです。
海に溶け込むように泳ぐ素潜りも本当に気持ちがよく、何もかもが圧倒的な大自然の中、次第に心は開放されていきました。
詳しいプロフィールはこちらです。
2013年は、夏に初の写真集「イルカと泳ぐ」を新潮社から出版し、テレビ東京「ソロモン流」などのテレビ番組に出演したり、クレモンティーヌの歌う楽曲のPVに出演したりと様々な活動をしています。
オーシャナのコラムでは、イルカと泳ぐということや野生のイルカの面白い生態など、写真や映像を交えて書いていきたいと思います。
■12/14(土)、12/21(土) 朝日新聞朝刊be全国版「逆風満帆」インタビュー記事2週掲載
■クレモンティーヌの唄う「Part of Your World」(映画リトル・マーメイド)のPVに出演中(キングレコード)
■2014年ドルフィンスイムカレンダー鈴木あやの(株式会社ハゴロモ)発売中
鈴木あやの ドルフィンスイム カレンダー 2014年
■「イルカと泳ぐ」鈴木あやの写真集(新潮社)
独自の視点でイルカを表現!ドルフィンスイマー鈴木あやのさんの初写真集「イルカと泳ぐ」 | オーシャナ