ダイビング前日&当日にダイバーが気をつけていることの調査結果

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セブ島のヤッコ(撮影:越智隆治)

こんにちは。高野です。

今回は、「ダイビング活動の前日および当日に気をつけていることはありますか?(複数回答可)」という質問をさせていただいた結果についてお話しします。

ダイビングに気をつけていることアンケート(インストラクター)

ダイビング活動の前日および当日に気をつけていること(インストラクター)

ダイビングに気をつけていることアンケート(一般ダイバー)

ダイビング活動の前日および当日に気をつけていること(一般ダイバー)

結果は、インストラクター、一般ダイバー共に、「睡眠時間」に気をつけているという回答が最も多く、次いで「飲酒」でした。

数年前までは、泊まりでダイビングに行くと夜は宴会…気が付くと日が変わって2時、3時…睡眠不足のままダイビング、1本潜り終わったところで、「あぁ~酔いが覚めたぁ~!」なんていう言葉を海で耳にしていました。

今回、上記のような結果が出たのは、ダイビング関連の安全セミナー、ダイビング雑誌やocean+αを始めとする情報サイト等で、事故や安全について多く配信されるようになったことが要因の一つとも考えられます。

伊豆半島に訪れる一般ダイバーは、朝5時、6時に自宅を出発してくる方も少なくないように思います。

5時に出発することを考えると、起床は4時くらいでしょうか?
早めに就寝してくれていればいいのですが…気になるところです。

今回は、「気をつけていることは?」という質問ですので、「気をつけてはいるけど、実際は…」という方もいるかもしれません。

機会がありましたら、「ダイビング前の実際の睡眠時間」についても、調査してみたいと思います。

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PROFILE
大学にて法学を学び、卒業後、某一部上場企業にて人事採用・研修を担当していたが、「人は自然と共に生きていくことが本来の姿である」と思ってしまい…退職。

都市型ダイビングショップを経験後、静岡県の熱海を専門に水中ガイド、コースディレクターとしてインストラクター養成などを行う。
また、潜水士として、海洋調査・水中撮影・ナマコ潜水漁・潜水捜索救難などでも活動している。
 
ある時、業界の発展、健全性の確立を考えるようになり、大学院へ進学してスポーツマネジメントについて学ぶ(学位:体育学修士)。
現在は、教育・指導の観点から、ダイビングのマネジメントについて研究している。
 
■「筑波大学 大学院」 体育系研究員 高度競技マネジメント研究室(山口香研究室)
■「文部科学省所管 財団法人社会スポーツセンター」マリンスポーツ振興事業部 専門職員
■「NPO熱海・自然の学校」理事 安全対策委員長
■「NPOユニバーサルダイビングネットワーク」理事 潜水捜索救難協会トレーニングディレクター
■「Office 海心(うみこころ)」代表
 
【学会発表・論文】
■「SCUBAダイビングにおける裁判事例から見た事故分析」
■「SCUBAダイビングにおけるヒヤリ・ハット調査から見た事故分析 -ハインリッヒの法則に基づいた観点から-」
■ 「SCUBAダイビング指導者育成における教育課程に関する研究 -中高齢者事故予防の観点から-」
他
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