ダイバーがマンタをレスキューする話題の映像

マンタが大接近

ダイバーが一度は会いたい憧れの生物といえばマンタ。
“海を飛ぶ”姿は美しく優雅です。

そんなマンタをダイバーが救う映像を紹介します。

フィリピンでダイビング中、漁網が巻き付いたマンタが現れました。

彼女の右翼(と呼びます)にはラインが30センチほど食い込み、右翼後方はざっくり裂け、大きな傷になっています。

それを見たガイドは、即座に行動。

しかし、ラインを取り除こうと近づくのですが、何をされるかわからない彼女は何度か逃げてしまいます。

あきらめずに何度かトライすると、何度かのトライでラインの大部分を取り除くことに成功!

しかし、まだ少しラインは残ったまま。

ここからは、嫌がっていたマンタがその場に自らの意思で留まっているようにも見えます。
ダイバーたちが危害を加えない、それどころか助けてくれる存在だと認識したのでしょうか。

最後のラインを取り除くと、マンタはダイバーたちの周りを旋回し、10分以上も留まっていたといいます。

優雅に舞うその様子は、傷ついた翼が痛々しくもありますが、喜びに満ち、ダイバーに感謝しているようにも見えます。

ダイバーと生物はお互い不干渉がよいという人もいますが、こうした交流は率直に心に響きますね。

また、別の視点では、ダイバーはすぐにハサミを取り出しています。

マンタを助けるなんてことはそうあることではないですが、海の中には水中拘束のリスクがあり、ナイフやカッターが有効であることがわかる映像でした。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
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〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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