カリブの海でジンベエザメと泳ぐ!
みなさんにとって、海で会いたい生物といえば何ですか?クジラとかイルカとかマンタとか…いろいろあると思いますが、世界最大の魚類ジンベエザメもそのひとつでしょう。
ジンベエザメの英名はホエールシャーク。体の模様が冬に羽織る甚平に似ていることから、日本ではジンベエザメと呼ばれています。
成長すると10m以上にもなるジンベエザメですが、プランクトンを主食とする、とってもおとなしいサメなんです。
沖縄本島の沖縄美ら海水族館でも見られますが、やっぱり海で野生のジンベエと泳いでみたい!と思いますよねぇ。
とはいえジンベエザメに会える海は、世界広しといえどもそれほどありません。
高確率で会える海としては、オーストラリアのエクスマス、モルディブのアリ環礁、フィリピンのドンソールあたりが頭に浮かびますが、もうひとつ、時期が合うとかなり期待できるのが、メキシコのホルボッシュです。
カリブ海に面したリゾートエリア、カンクンの北にあるホルボッシュは、自然に恵まれた小さな島。毎年6〜9月になると、この島の周辺にジンベエザメが回遊してくるのです。
ダイビング雑誌でも数年前から何度か特集が組まれているのでご存じの方も多いかもしれませんね。
行き方は簡単。
カンクンのダウンタウンからバスで3時間ほどのチキラという町へ行き、そこから20分ほど船に乗ってホルボッシュを目指します。
島内には小さなホテルがいくつもあるので、のんびりとした島時間を満喫できます。
カンクンに4泊+ホルボッシュに1〜2泊くらいのスケジュールで、リゾートと自然を両方楽しむのがおすすめです。
ホルボッシュのジンベエスイムはスノーケリングのみ。漁師さんの運転するボートで沖まで出て、そこでジンベエザメを探します。
ツアーの料金は100ドル前後。Holbox Tours & Travelなどのツアー会社に予約すればいいでしょう。
またシーズン中はカンクンのホテルゾーンから、ボートで直接ホルボッシュにアクセスする日帰りツアーも開催されます。
参考までに現地旅行会社のReve Internationalの昨年のツアーを紹介すると、料金は1人200ドル、ベストシーズンの7〜8月には2名以上で毎日催行されていました。
ボートでアクセスする分、移動時間がグッと短縮できるのが魅力です。
今年の夏のお休みは、思い切ってジンベエスイムを狙ってみては!?
※写真提供/Reve International