【動画】千葉・館山で出現したメガマウス!発見から深海へ帰るまでの様子

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先日各種メディアでも取り上げられていた千葉県・館山でのメガマウスの出現。定置網から無事に逃したそうだが、発見から深海へ帰っていくまでの様子を波左間海中公園の荒川寛幸さんより伺った。

動画と合わせてお伝えしよう。

メガマウス出現!深海へ帰るまでの様子

2020年6月11日早朝、荒川さんが船頭から「定置網にメガマウスが迷い込んだ」と連絡を受け、捉えた映像。


2017年にも波左間に現れたメガマウス。今回現れたメガマウスはメスで、体長は6mほどあったそう。どうやらプランクトンを捕食しに浅場にあがって来たところ、定置網に迷い込んだようだ。荒川さんが様子を見に行った際には定置網の外に繋がれていたが、早々に撮影を終えロープを緩めてあげたとのこと。


動画:メガマウスにつく寄生虫や傷の様子を確かめる荒川さん

荒川さんが海に入ってから1時間程度で、メガマウスは傷などなく元気な様子で深海へ帰って行ったそうだ。「メガマウスはロープを緩めてもなかなかその場から移動をせず、そのままの姿をゆっくり撮影できる奇跡のような瞬間を体験できた。その後、徐々に深海へ帰っていく姿は神々しいものだった。」と荒川さんは当時の様子を語る。

メガマウス出現から3日後、ジンベエザメも登場!

6月14日、今度は体長6mほどのオスのジンベエザメが定置網に迷い込んだ。「メガマウスに続きジンベエザメも現れ、最近はなんだか本当に嬉しいことが続きますね」と荒川さん。

実は波左間の海では昨年5月から8匹のジンベエザメが見つかっており、荒川さんはその保護にも協力をしている。今回9匹目となるジンベエザメは、体調をみながら逃す方針で、それまでは巨大ないけすで保護する予定。その間、ダイバーや近隣に住む子供達が見学に訪れるなど、地元では賑わいをみせている。

取材協力:波左間海中公園

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