ダイビングサービスは人手不足!? その2

この記事は約2分で読めます。

ゴット姉さんの「ダイビングサービスは人手不足!?」に続いて。

「ダイビングを仕事にする」は、
どのポジションに立って見るかによって見えてくるものは異なる。

ダイビングを産業として捉えるなら、
「低賃金、長時間労働、体力勝負で将来性がない」ではダメだ。

「好き」なだけはでは飯が食えないし、
「とにかく今は目の前のことをしっかりがんばる」は思考停止を生み、
雇用者に搾取される危険性もある。今問題の派遣労働者のように。
早めにダイビング業界から見切りを付けるのも才能だろう。

しかし、それでもゴット姉さんの指摘も正しい。

僕の話は「がんばるだけじゃダメ、結果が見えないなら見切るのもあり。だからよく考えよう」で、ゴット姉さんの話は「頭で考えるだけじゃダメ、すぐに結果を求めちゃダメ。気合を入れよう!」だ。

どっちも当たり前のこと。

沖縄では若手のイントラの月収が10万円を切るなんてことはザラ。
それを「こんな仕事はとっとと辞めだ」と捉えるのも
「いずれ独立。がんばるぞ!」と捉えるのも本人次第。

ただ、僕とゴット姉さんが共通するのは、
「何となく嫌だから辞めてしまった」、
「何となくズルズル働いている」のはよろしくないということ。

考えてもいないし、気合も入っていない。
これがどうにもならないのは間違いない。

テラ(和尚)

 

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
  • facebook
  • twitter
FOLLOW