シグナルフロートと安全停止用フロートの違い
意外と知られていない、
シグナルフロートと安全停止用フロートの違い。
確かに、長さや形状に違いがあり、どちらを購入していいか迷うところ。
器材販売店スタッフによると、使う目的の違いに注目すればわかりやすいとのこと。
シグナルフロートは、流された時に発見されるためのもので、
水面での使用が前提。
減圧用(安全停止も含む)のフロートは、「ここで安全停止中」という目印。
水中での使用が前提で、ロープは水深の目安にもなる。
結果、見つけられやすいようにシグナルフロートの方が長く、
先端にリフレクター(反射板)がついていたりする。
反対に、減圧用フロートはフラッグが付いていたり。
どちらを買えばいいの?
現在、あまり形状に違いがなくなってきているが、
基本的には減圧用(安全停止用)のフロートはガイドが持っているので、
特にドリフトダイビングでは、緊急時のシグナルフロートの方を携帯が一般的。
ちなみに、使ったことがない人が意外と多く、
いきなり使うと急浮上のもとにもなってしまうので、
使用経験のあるプロや先輩ダイバーなどのもと、
一度は、練習しておいたほうがいいだろう。