アルミタンクが浮きそうな気がするわけ(後編)

この記事は約2分で読めます。

先日行なったアンケート「アルミとスチールどっちがお好み?」
http://diving-commu.jp/questionnaire/item_4086.html

スチールタンクの圧勝!

ちなみに、僕はアルミの方が好きだったりするので何かちょっと悔しい(笑)。
スチールは、水中で横や後ろを向くときや中層での安全停止で、
タンクに引っ張られてピタッといかないのであまり好きではない。

ウエイトを分散させれば、水中ではアルミ楽だと思うんですけどね。
タンクにウエイト付けるなどすればいいのですが、
なかなかファンダイビングでは、そこまでやらないのかもですね。

ただ、ちょっと誤解されているのは、駆け込みでも多いのですが、
「アルミタンクは浮く」というご意見。
確かにアルミタンク自体は浮きますが、ダイバーとしての浮力の増減は同じ。
なのに、なぜ皆さんはそう感じるんだろう?
そういえば、どっかで読んだことあるなと思っていたら、
自分で1年前に書いていました(汗)。

■アルミタンクが浮きそうな気がするわけ(前編)
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_2531.html

あとは、今までスチールで潜っていた人が初めてアルミを使うときに、
2〜3キロ足すってことを知らずに浮いた経験があるとか、
他の方が言っているように、アルミタンクの長さが小柄な方にとっては厄介だとか。

特に経験豊富なダイバーのさんのご意見にも多くあったように、
タンクはなかなか選択の余地がないですし、
スーツや状況などに応じて対応できるようにしたいものです。

徹底的にやるのであれば前後のバランスまで考えたウエイトの配置ですが、
まずは体にジャストフィットするBCを着ることが快適なダイビングの第一歩だと思います。

 

 

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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