さかなクソとホンソメワケベラの共通点。うおっうおっ。
うおっうおっ、皆さんはじめまして笹岡です。
「ササウオくん」という名前をつけてくださり、ありがとうギョざいます!
…………。
すみません、せいいっぱいハイテンションでがんばってみましたが、実は本家「さかなクン」のテンションとは正反対でして……。
おとなしめなテンションで進めていきますが、ご容赦ください。
そのかわり、知っておくと役に立つお魚の知識やフィッシュウオッチングにおすすめのダイビングエリア情報などはちゃんと紹介していきますのでよろしくお願いします。
あらためて、この度は僕の名前への投票ありがとうございます。
「さかなクソ」になるかもしれないってテラさんに聞いたときには正直へこみましたが、なんとか「ササウオくん」に決まりました(ホッ)。
それにしても「ン」と「ソ」、文字はそっくりですがひと文字変わると、意味が大きく変わりますよね。
魚の名前にもそんな例があるんですよ。
それは「ホンソメワケベラ」。
知っている人も多いと思いますが、実はこの魚、本当は「ホソソメワケベラ」のはずだったんです。
1955年に出版された『魚類の形態と検索』という本で、「ソメワケベラ」という魚よりも細身なので「ホソソメワケベラ」としようとしたのですが誤植で「ホンソメワケベラ」になってしまったんですって。
そういえば!!
テラさんの日記で、僕の名前が決まりましたというコメントがアップされていましたが、大きく赤い文字でササ“オウ”くんと書かれていました。
どうしよう、そうなっちゃったら……。
もういっそ、ササオまでいったら、ササオカでもいいんですけど……、はい。
さて話は戻りますが、ホンソメワケベラは、本マグロ(標準和名はクロマグロ)がいてほかのマグロがいるように、本ソメワケベラがいてほかのソメワケベラがいそうですが、本家はソメワケベラで、それより細いホンソメワケベラ、胸ビレの基部に黒い斑点があるスミツキソメワケベラ、吻(口)の先端が赤い、クチベニソメワケベラがいるんですよ。
それぞれの見分け方をまとめてみましたので、確認してみてくださいね。
●ソメワケベラ
①顔側が濃い青、尾ビレ側が白(または黄色)の個体が多い
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●ホンソメワケベラ
①ソメワケベラに比べて細い
②吻(口)から尾ビレにのびる黒い線がある
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●スミツキソメワケベラ
①ホンソメワケベラの白い部分が黄色い。
②胸ビレ基部に黒斑、つまり墨(スミ)色の版がついているソメワケベラ
※日本では稀種ですが、小笠原諸島には多いです
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●クチベニソメワケベラ
①スミツキソメワケベラに似るが、胸ビレ基部の斑紋がない
②吻(口)の先端が赤い
※日本では南鳥島での記録がある稀種。英名ではレッドリップクリーナーラス
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こんな感じで魚の話を中心にコメントをアップしていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
うおっ、うおっ……(絶対に言えと言われたものの、恥ずかしい……)。