マンニィとデート with江ノ島
ただいま〜。おかえりっ!
寂しいのでいつも両方言っています。
ってことで、帰宅。
振り返ってみよう、江ノ島。
【江ノ島日記】
休憩を終え、山頂の展望等へ。
お休み〜。
大ショック!
今回の最大の目的は実は展望台。
台風の影響を受けた波を観察できるなんて、
めったにないチャンス。
しかも、江ノ島の場合、潮が二手に分かれるので、
いろいろな潮の様子が観察できて興味深いのだ。
教育テレビで一度だけ見たことのある映像が、
実際に見られると思ったのに〜。
本当にただマンニィと対決するためだけに行くか!
仕方ない……。
山頂から岩屋へかけての道には、
オーシャンビューのお店が並んでいる。
ここのお店でのランチが第二の目的だが、
この波では岩屋には絶対に降りれないだろう。
良心的なお店がひとつでもあればいいのだが。
が、
ほぼ、お休み〜。
しかも、台風来るなら来い状態。
第二の目的も失敗。
おみやげやとピザ屋が開いていたが、
ピザな気分じゃないしな〜。
で、岩屋はやはり通行止め。
しかし、ここからの波の様子は興味深い。
座り込んで15分ほど観察していたが、
単純にその力強さがすでに芸術的だが、
周期やら流れ道やら観察していると結構おもしろい。
カップルに「何か見えるんですか?」と聞かれ、
「たまに魚が飛び跳ねるんだよ」と嘘をついて、
「え〜すごいっスね〜」としばらく探すカップルを後に
その場を去る。
デートなんかしているからさ。ふん。
岩屋どおりの帰り道。
すれ違うのはカップルばかり。
中には抱きしめあっていたり。
そうだろう、そうだろう。
今日は間違いなく穴場な日。
絆を深めるにも最高の日だろう。
俺だって、彼女がいたら絶対に一緒に来ているさ。
うらやましい!
今の気持ちを赤い大文字で吐き出してみた。
ちょっとすっきり。
さて、飯はどうしよう。その前に足が限界。
皆さまにお役立ち情報。
長靴は必ず靴づれします。
メイン通りの店はちらほら開いていたので、
そこで食うしかない。
一軒の有名店に入り、生しらす丼を頼む。
「今日は台風で漁に出ていないのでありません」。
そりゃそうだ。
しょうがないので海鮮丼。うわ〜。
わかっちゃいるけど、頼んでしまった。
ひょっとしたらってこともあるし。
45分も待たされた挙句に出てきた海鮮丼。
量、少なめ。味、中の下。値段、激高。
伊豆でもそうだが、海の観光地周辺の刺身は危険。
当たり前だが、マグロやらイクラはその海では取れない。
よって、高くて冷凍なだけ。
伊豆の「海女小屋」で刺身定食食ってぶっ飛んだ以来の衝撃。
ガイドブックってのは作っている知人が多いのでわかるが、
結構いいかげん。
テレビもそうだが、目安として使うのが正解。
店の人にその海で何が取れるかを聞いて注文するのは鉄則。
江ノ島ならとりあえず、しらす丼食っときゃまちがない。
うまくもない海鮮丼と味噌汁を食い、
ビール1杯を飲んでお会計。2000円を置く。
「ちょうど、3150円になりま〜す」
高っ! ちょうどじゃないし。
さっきのサザエも1つ850円だったし。
とりあえず、飯代が高いのは景色代と思えば納得できる。
なので、メイン通りの店で飯を食うと切ない気持ちが残るばかり。
江ノ島は好きだけど遊び方にコツがあるなと実感
店を出るとちょうどお祭り。
何だかワクワクしてくるが、
真ん中にいた女の子がものすごく不機嫌そうでおもしろい。
終始、嫌々モード(笑)
祭り気分に浸れてラッキーだったが、
海鮮丼が少なすぎて腹が減る。
しょうがないので、名物の煎餅を食べるが、
こちらは香ばしくて大変うまい。
マンニィ待ちの野次馬がわんさか。
救急車や海猿も登場し活気付いている。
事故でも起こったのかと海猿の一人をつかまえ、
名詞を見せ話を聞く。公私混同してすいません。
聞くとマンニィの直撃に備えているらしく、
しかもサーファー対策らしい。
台風の日に海に入るサーファーなんか
見捨てればいいのにと思うのだが、そうもいかないらしい。
ご苦労様です。
何はともあれ、何となく良い休日となった。
高波も祭りも同じところで起こっているわけだが、
テレビでは高波にしか切り取られない。
テレビは“絵になる”映像を流さにゃならんので、
映像にあまり引っ張られてはいけない。と思う。
僕は台風が来ると、
台風を読んで祭りを見つけるのが大好き。
台風情報はテレビと天気図と気象予報士の言うこと
を総合し、自分の頭で考えることが大事マンブラザース。
でも、レポーターのお姉ちゃんはアホなほどの重装備
(ヘルメットかぶり、救命胴着着ていた)だったが、
余りにもなめ過ぎな格好の人も多いかも……。
お! 今頃、強風が吹き荒れてきた。
遅いってば、マンニィ……。
さて、仕事しなきゃ。