浮力実験な1日
今日は安良里へ。
まず、話題の136号線問題だが、
迂回路があるのでモーマンタイ。
しかも、現地ダイビングサービスは、
パブリックな迂回路よりロスタイムが少ない、
というかむしろ近道?というような迂回路を知っている。
そんな迂回路を示した《安良里ダイビングセンター》にもらったビラがおもしろい。こう書いてある。
西伊豆スカイラインの入り口で、
警備員が右へ曲がる指示をしますが、
無視してください。
とりあえず、
ニッコリと微笑むぐらいはしてあげてください(笑)。
さて、今回はウエットスーツとタンクの
浮力変化の実験が主な目的。
共に、水中でバネバカリで量るという原始的な方法。
アルキメデスの原理を利用すれば水槽でも実験できるし、
そっちの方が正確かもしれない。
でも、なんでわざわざそんなことをするのか?
おもしろいから!
でもって、
考えるの面倒くさい!
高校時代、物理赤点なもんで……。
【ウエットスーツの浮力変化】
まず、ウエットスーツの浮力の実験。
3㍉と5㍉のウエットスーツを同時に水中に持っていったので(画像)、ウエイトがとんでもないことに。
その重さは、
12キロ!
現在、腰が痛くて死にそう。
ウエットスーツを持っているので、
上半身はものすごいプラス浮力。
なので、海老反り状態で腰に12㌔……。
オーバーウエイトの弊害に腰痛があるが、究極を味わった。
腰は違うことで酷使したいものだ。
結果は詳しくは雑誌を見てほしいが、
とりあえず、ウエットスーツのメーカーや使用頻度によって
違いすぎて、なかなか厚さだけで判断つかない難しさを痛感。
400㌘〜1㌔まで浮力変化はさまざま。
まあ、それ以上の変化はあまりないので、
潜る前にプラス1㌔説もまんざらウソでもない。
ただ、400㌘くらいだったら増やさなくてもいい気もする。
【タンク】
これはちょっと驚いた。
ってか、寺子屋で今まで言ってきたことが間違っていたのか!?と、ちょっと青ざめる。
で、とりあえず、読者に謝ろうと土下座カット撮影。
「おもしろ〜い」とマイミクさんにも撮られた(画像)。
あまり反省していないって? はい。
まず、青ざめた原因。
アルミとスチールの浮力の違いは2㌔と説いてきた。
でもって、それをパクって多くのイントラさんが
講習生に「2㌔違いますよ〜」なんて言っている。
しかし、今日の実測による違いは、
3㌔!
まいった、まいった。
どうしよ〜〜と焦ったが、違う事実も判明。
アルミタンクもメーカーによって重さが違うのだ。
軽いのと重いのとがあり、安良里ダイビングセンターのは軽い方。
なので、重い方なら2㌔に近いのかもしれない。
これは今度の課題。
ただ、3㌔変えるのもありになってきたなぁ。
【まとめ】
まあ、何はともあれ、スチールタンクでも塗料によっても浮力が異なるし、アルミでもメーカーによって違う。
スーツはもっとメーカーによってさまざま。
いずれ趣味としてメーカー別とか実験してみたい。
仕事ではなく趣味っていうのは、
ビギナーさんは確実にそんなことに興味がないから雑誌でやっても視聴率を望めないから(笑)。
それと、タンクはアルミの方が水中では快適な気がしている。
そして、その根拠もだんだん明確になってきた。
ただ、これは声高に言うといろいろ語弊を与えるので、
雑誌で書けるかは微妙だが。
ってことで、結局は寺子屋で推奨している適正ウエイトの量り方を実践して、それに1㌔足すって説をベースに、
各個人の事情を加味して考えるってことでいいと思う。
う〜ん、奥が深い。
そして、腰が痛い。