マイギア
午前3時。終わった!
これで、明日(というか今日)モルディブに行ける。
うっは〜。キツイ8月のスケジュールもすべてはこのため。
心を病みかけたが、
楽園とビールがすべてを洗い流してくれるだろう。
待ってろジンベエ! この野郎!!
ちなみに、“楽園”という造語を作ったのは『海と島の旅』
という『マリンダイビング』の姉妹誌。
すっかりカメラマン・三好さんの言葉になっちゃったけど。
さて、モルディブのために器材を買ってしまった。
出発の2日前に衝動買い。BCとレギュだけの予定が、
テンション上がりすぎて24点もお買い上げ。
これからダイビングを始める人みたい(笑)
ってことで、新旧含めて僕のダイビング装備を公開。
【BC】
SプロのSTRIDERを買った。
「器材はとにかく軽く」というコンセプトで買いに行ったのだが、
STRIDERにひと目ボレ。
やっぱ、デザインはSプロとマレスがグッとくる。きっとくる。
※ただマレスのHUBはちょっと……。
10年間使っていたBCもSプロだった。
体育会系ダイバーだった僕らの中では、
Sプロのクラッシックじゃないとダイバーじゃないと
洗脳されていたので、
買いに行ったときにLサイズしかないにも関わらず、
「まあ、いいや」と買ってしまい、辛い10年だった。
BCのサイズが合わなかったおかげで(?)、
逆に上手になった面もあったり、
取材ではほぼレンタルしたので、
いろいろなBCを体験できたのも良かったのだが、
これからはこのBCと共に快適に潜りたい。
ちなみにBCやレギの買い替えは10年が目安かな。
オーバーホールは1年に1回しときゃ安心だが、
僕は10年で2回だったな。この話はいずれ。
【レギュレーター】
これも今回買った。
レギはもう軽さ重視。前のがえらく重かったので。
となると真鋳性ではななくチタンになるが、高い。
しかし、また10年使うと思って思い切って、
ファーストもセカンドもチタンのビーイズムのレギにした。
やっぱり、ここはブリジストン様の出番。
最初、アメリカのイントラの間で確固たるステイタスを築いているアトミックスのレギュにしようと思ったのだが(ほとんどイントラがアトミックな気がする)、高過ぎる。
チタンのレギュは30万……。ビーイズムは12万。
そりゃビーイズムにする。
【マスク&スノーケル】
念願の1眼海女さんテイストマスクを購入。鬼怒川の。
視界が広い。マスククリアや耳抜きがしずらいという
風評があったが、以前借りて使ったときに、
そんなこともないと確認済み。
スノーケルは2つ買おうと思っていたが結局一つ購入。
ちなみに、2つってのには理由がある。
スノーケルはダイビングでは邪魔なので、
エマージェンシーグッズとしての意味が強い。
なので、丸めてポケットに入れとくタイプが良かったのだが、
売ってなかった。
もうひとつはスキンダイビング用で、
こちらは主役になるので、
排気弁やら太さやらタイプにもこだわる。
とりあえずスキンダイビングでもスクーバでも使えるものを購入しといた。
【フィン】
これはもう10年間変わらずGULLのミュー。
もちろん、フルフット。これ以上のフィンはない。
デザインはクレッシーのロンディンがかっこいいが、
“泳ぐ”というダイビングの基本においては、
効率よく脚力が伝えられるフィンを優先。
ちなみに先割れフィンはあおり足がしずらい。
あのフィンはバタ足のしかもピッチ泳法に向いているのだが、
海猿も使っている映像をテレビで見た。
絶対にレスキューには向いていないと思うのだが。
【小物】
カレントフック、ライト、お絵かきスレート、指示棒、
呼び鈴、フロート。
カレントフック以外は、
楽しむためにも安全のためにもあったほうがよろしいかと。
【ダイコン】
モスキートとスティンガ。
スントを選択しているのは、
単純に会社にいたときに社割がきいたから。
クルーズのような長期ツアーでは2つあると安心。
ひとつ壊れてもそのままダイビングが続けられるので。
【ウエットスーツ】
オニール。すいません、サーフィン用のスーツ。
これはサーフィンをやらなくなってしまったという理由と、
サーフィン用のスーツはパドリング用に肩回りが動かしやすくなっていて、
カメラをやる人にはいい気がして……。
しかし、これを着て雑誌に登場し、よく怒られる。
なのでそろそろ買い換えようと思っている。
と、徒然とマイギヤについて書いてみた。
値段はBCとレギ(ファースト+セカンド+オクト+ゲージ)
のセットでお勉強してもらって20万ちょっと。
かなり良い方のセットでこのお値段。
BCとレギで50万でオススメされている方は、
それでも納得できる付加価値を見極めてくださいね。
何はともあれ新しい器材でモルディブ。
これ以上テンションが上がることがあるだろうか。