水中カメラマン
ダイビング業界の主役は水中カメラマン。
世界中の海を潜り、その魅力を伝えているのは彼らであり、
僕らダイビング関連の編集者やライターは刺身のツマみたいなもの。
というかライターとして食べていこうなんていうバカはいない。
あ! ここにいた(笑)。
『マリンダイビング』にいたときも僕らは月に1度、
1週間潜れればいいほうで、後はデスクワーク。
なので、「今月は潜らない日が3日しかねぇ〜」なんて言っているカメラマンを
うらやましく思っていた。
また、誰も潜ったことのないような珍しいところに潜る場合は、
大抵「予算の都合でカメラマンだけね」となる。
そう。胸躍る海にいるのはいつでも水中カメラマンなのだ。
ということで、明日から胸躍る海に潜る予定の赤木正和さん。
長い間、西日本担当だった僕にとって、
紀伊大島に沈むエルトゥールル号はとても興味深い。
それまでトルコというとスケベなことしか思い浮かばなかったが、
紀伊大島に行き、日本との深い関係を知った。
そんなエルトゥールル号のロマンに触れる赤木さんがうらやましい。
エルトゥールル号
調査の様子は『ナショナルジオグラッフィク』や『ダイバー』で掲載される予定.
僕も『ダイバー』買わなくちゃ。ん?
雑誌社時代、僕もワクワクする海に行きたくてニコノスRSを買い、
「僕も撮れます!」と言い張ったら、
自衛隊だの与那国だのワクワクするようなところに一人で行かせてもらえるようになった。
しかし、フィルムだったこともあり、
「ちゃんと撮れてなかったらどうしよう……」と頭が禿げそうになったので、
それ以来、写真はカメラマンにお任せすることにしました……。