船長さん、ごめんなさい

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ボートエントリー・着水後のお作法”の撮影のため漁船に乗船。

ポイントに到着し、いよいよバックロールをしようとすると
気さくな船長さんが僕に何やら話しかけてくる。

●△※×*◎▲%$#&×


方言が聞き取れず、何をおっしゃっているかわからなかったので、
「はっはっは」と愛想笑いをして再度バックロールをしようとすると、
またしても、

●△※×*◎▲%$#&●

声が入ってしまうので、途中で撮影をやめて、
やはりよく聞き取れなかったので、「なっはっは」とまた愛想笑いした後に、
“話しかけちゃいやよ”という意味を込めて「じゃあ、撮りますので」と言ってから、
いざエント……

●△※×*◎▲%$#&×

「もう、いいや」と諦めてバックロールエントリー。
きっと気さくな船長さんはお喋り好きで楽しかったのだろうと思い、
帰宅して編集のために動画を見る。

やっぱり、ばっちり話している船長さん

みんな、わかっていないのに愛想笑いをしております。
しかし、あらためて聞いてみたら、何を話しているかわかったかも!?
皆さん、わかりましたか?

たぶんだけど、

「こっちから撮ればオジサンは入らない」
もしくは、
「こっちから撮らないとオジサンが入ってしまう」
ではなかろうか?

つまり、船長さんは自分が写りこんでしまうことを気にかけ、
カメラワークのアドバイスをしてくれていたのだ!

動画の最後の方をよく聞くと「大丈夫だったか?」みたいなことも言っている。

何度も忠告してくれたのに、
「エヘヘ」と愛想笑いをして強引にエントリーしてしまった……。
何と失礼なことを。

船長さん、すいませんでした!

 

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
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