生態写真も数少ない激レア生物! 西伊豆の黄金崎公園ビーチで「アカナマダ」が出現しました

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先日、私が1年半お手伝いをしながら潜っていた黄金崎公園ビーチで、「アカナマダ」が出現しました。

早速、遭遇したご本人、黄金崎ダイブセンターの高木剛彦さん(以下、タケさん)にお話しをお伺いしました。

ーー

アカナマダと遭遇した時の状況を教えてください。

タケさん

この日は西風が吹いてたんだけど、調査ダイブで潜っていて、途中水深18mくらいの場所で、細長いものが水底近くを漂っているのを見つけました。
近づいてみると見たことない生物。
なんだかわからないけど激レアの風貌が漂っていたので、とりあえず収めなきゃと思って、写真と動画を撮りました。
もうトイレに行きたくて行きたくて本当に大変でした〜(笑)

そんななか収めたという動画がこちら。

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それは大変でしたね(笑)
アカナマダってなかなか聞かない名前ですが、今まで遭遇したことありましたか?

タケさん

初めて見ました。
24年くらい伊豆で潜ってるけど、伊豆で生きた状態で見られた話も、知る限りでは聞いたことないかな。
上がってきてから図鑑で調べたんだけど、全然出てこなくて。
生物に詳しそうな人に連絡入れたら、とんがったおでこが特徴らしく、アカナマダだということがわかりました。

特徴である、とんがったおでこ

特徴である、とんがったおでこ

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図鑑で調べてもわからないほど珍しいんですね!
大きさはどれくらいでした?

タケさん

だいたい20cmくらいですかね〜。
生態写真も数枚しかないみたいです。
情報もあまりないから詳しいことはわからないんだけど、調べたら、大きくなると2mくらいになるみたいだから、もしかしたら幼魚かもしれないですね。

タケさん、ありがとうございました!

リュウグウノツカイなども属する、アカマンボウ目のアカナマダは、水深の深いところに生息する生物。
先日も、同じアカマンボウ目であるテンガイハタが西伊豆の大瀬崎で出現しました。

共通点は、西風が吹いていたということ。
西風が吹くと西伊豆の海は荒れてしまいますが、浮遊系生物が流れてきたりと、そんな時こそ珍しい生物と出会えるチャンスかもしれないですね。

(情報・写真・映像提供/黄金崎ダイブセンター 高木剛彦)

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PROFILE
1989年生まれ。
専門学校を卒業後、歯科衛生士として歯科医院に務める。
多忙な日々を送る中で、ハマったダイビングとカメラと旅行。
オーシャナとの出会いで一念発起し、歯科医院を辞めカメラマンを目指すために東京から伊豆へ移住。
昼はダイビングサービスを手伝い、夜はアルバイトをしながら1年間で450本潜っていたが、耳の問題でドクターストップがかかり東京に戻ることに。

現在はオーシャナで編集・ライターとして修行中。