最新iPhoneで水中撮影、音楽、通話可能!ダイビングの楽しさが格段に上がる画期的なスマホ用ハウジングとは?
年々進化し続けるスマートフォン(以下、スマホ)のカメラ性能(画質やパノラマ撮影など)。機種によってはコンパクトデジタルカメラやレンズ交換式カメラ並みに鮮明でキレイな写真が撮れるモデルもラインナップされており、スマホを選ぶうえで重要なポイントになっている。特にiPhone15に関しては、4,800万画素カメラが搭載され、そのスペックはかなり高い。
そこで今回ご紹介したいのが、DIVEVOLK社のスマホ用水中ハウジング(防水ケース)。このハウジングは専用のアプリなどは不要で、水中でスマホの画面を陸上と同じように操作することができ、標準カメラだけでなく、オフライン利用ができるアプリであれば水中で使うことができるというものだ。しかし、こういったハウジングは過去にもあり、「他の製品と何が違うのだろう?」と思う方もいるはず。そんな方のためにもこのハウジングを詳しく紹介していきたいと思う。
専用アプリやボタンが不要なDIVEVOLK社のスマホ用水中ハウジング
まず本題に入る前に、ダイビングで使えるスマホ用水中ハウジングの種類について簡単に触れたいと思う。現在、主流となっているハウジングは主に2つのタイプに分類される。
1つ目は、「ボタン式ハウジング」。ダイビング前にスマホで専用のアプリを起動させ、ハウジングとスマホをBluetoothで接続し、ハウジングに備わっているボタンを操作することで撮影ができるという仕組みのもの。
2つ目は、「シングルレイヤータッチスクリーンハウジング」。上述のボタン式ハウジングのように、Bluetoothで接続し専用のアプリを使う必要がなく、陸上と同じように水中でタッチスクリーンを操作できるもの。つまり、スマホのすべての機能を操作でき、標準カメラの使用はもちろん、サードパーティ製の写真アプリケーションも水中で使用することが可能。たとえばiPhoneであれば、スロー撮影や超広角撮影、パノラマ撮影、ポートレート撮影など陸上で使える性能をそのまま水中でも同じように楽しめる。今回ご紹介するDIVEVOLK社のハウジングはこちらのタイプ。
水深60mまで操作可能な特許取得済みのフルタッチスクリーン
スマホ用水中ハウジングの種類がわかったところで、さっそくDIVEVOLK社のハウジングを見ていきたい。注目すべきは、最新モデル「SeaTouch 4 Max」のハウジングに特許取得済みのフルタッチスクリーン機能が搭載されていること。そのおかげで水深60mまでタッチスクリーンを操作できる。この水深は現在市場に出ている製品の中では、最も深い(※)。
また、水中でスマホを使うとなると、浸水も気になるがその対策もしっかりされており、浸水のリスクを最小限に抑えるために、ハウジングはボタンフリーのデザインで、スマホの投入口もできる限り小さくし、三層構造の密閉パッキンを使用している。
※同社調べ
赤色フィルターや広角レンズなどの撮影用アクセサリーも充実
DIVEVOLK社のラインナップはハウジングだけでなく、より水中撮影を楽しむためのアイテムも展開されている。たとえば赤とピンクのフィルター。本品を使用すれば、赤色が失われがちな水中でも被写体に豊かな色を持たせることができる。そのほか0.6倍広角レンズやライトを取り付けられるクランプなどもある。
さらに、一眼カメラやミラーレス一眼カメラユーザーにも嬉しいアクセサリーも。水中でスマホと一眼カメラやミラーレス一眼カメラをWi-Fiで接続し、スマホからカメラを操作したり、スマホをデジタルカメラの水中モニターとして使用することもできてしまう。
また、ハウジングに入れたスマホは使い方次第で、カメラとしての用途だけでなく、水中でアラームや音楽をかけたり、コンパスとして使ったり、緊急時には水面で電話をかけたりすることなどその用途は実に幅広い。
iPhone13Proを入れて実際にダイビングで使ってみた
ここからは、実際にダイビングで試した様子をご紹介していく。今回使うのは、iPhone13proと「SeaTouch 4 Max」、そしてピンクのフィルター(別売り)。
ハウジングセッティングは説明書を見なくてもできてしまうくらい超簡単。ハウジングの上方の挿入口からスマホを入れ、ネジを2箇所回す。フィルターもハウジングの背面に取り付ける部分があるので、ネジを回して固定するだけ。
セッティングができたら、早速海で試してみる。本当に浸水しないのか、水中で操作ができるのか、綺麗な写真は撮れるのか、期待が高まる。
どれどれ…、綺麗に写るかな…
おー!ピンクのフィルターの効果もあり、水中が綺麗に写っている!
特に評価したいのは、その操作性。本製品の最大の特徴でもある、特許取得済みのタッチスクリーンの恩恵もあり、一般的なダイバーが潜るであろう水深18m〜30m前後での操作はまったくもって問題がない。
使ってみて一番に感じたことは、「抜群の操作性」。やはりiPhoneの性能をそのままに、何不自由なく水中で操作できることが、ダイビングをより一層楽しくさせる。しかも、水中で撮影したものをすぐにスマホで確認し、シェアしたりすることもできてしまうのも醍醐味。アクションカメラや一眼カメラなどの場合、データをスマホにダウンロードしないとシェアできないが、その必要もなくなる。まさに“iPhoneをそのまま水中に持っていけるハウジング”といっても過言ではない。カメラとしての機能はもちろんのこと、スマホ本来のアラームや音楽、コンパス、電話など使い方次第でダイビングをより楽しく、安全にするアイテムともなり得るだろう。
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