マンタの調査に、ダイバーズウォッチ「パトラビ スキューバテック モルディブ」が支援
ダイバーであれば一度は見てみたいと思うであろう生物の一つ「マンタ」が、実は乱獲などにより、絶滅の危機に瀕しているのをご存知だろうか。マンタとその生息地の保護を目的に、研究や教育などを行う非営利団体「マンタトラスト」(2011年設立)が、研究拠点の一つであるモルディブでの洋上調査基地設立プロジェクトを発足。それに伴い、パートナーであるスイスの時計ブランド「カール F. ブヘラ」がダイバーズウォッチ「パトラビ スキューバテック モルディブ」の売上の一部をそのプロジェクトへ寄付することを発表した。
広範囲の調査ができる革新的な調査基地を実現
プロジェクトの舞台となるモルディブには、数多くのナンヨウマンタが生息し、その数は世界一ともいわれている。これまでにもマンタトラストではこの地域で集中的に調査を行ってきたが、新しい洋上基地の設立により、以前はアクセスできなかったエリアまで赴き、そこでマンタの行動や新しいマンタの下位個体群までもリアルタイムに観察し、記録することができるようになるとのこと。
マンタトラストをサポートするダイバーズウォッチ
カール F. ブヘラは2013年よりマンタトラストとパートナーシップを結んでおり、マンタトラストの活動の認知を広げるために、2014年よりダイバーズウォッチ「パトラビ スキューバテック」シリーズを製造している。
シリーズの中でも特別モデルの売上の一部はマンタトラストへ寄付され、4番目の特別ウォッチとなる最新モデル「パトラビ スキューバテック モルディブ」の売上金からは、特別にこのプロジェクトへ寄付されることとなった。
本モデルの裏面にはマンタがあしらわれ、鮮やかなブルーの文字盤にラッカー仕上げで描かれたウェーブ模様が、海とのつながりを感じさせるデザインとなっている。また、ナチュラルラバー製のユニークなブルーのストラップの一部に使われているファブリックは、地中海から回収されたペットボトルを100%リサイクルした素材で作られており、海と海洋生物に対するカール F. ブヘラの想いを強調しているそう。そのほか、500m防水や視認性の高い針やインデックス搭載、サイズ調整可能なストラップなど、ダイバーズウォッチとしての機能も優れた逸品だ。
ぜひ陸上でも海を感じたい、海や海洋生物のために何かしたいというダイバーに身につけてほしい。そして、マンタの保護、研究活動の前進につながることを期待している。
パトラビ スキューバテック モルディブ
リファレンスナンバー: 00.10632.23.53.02
ムーブメント:自動巻きキャリバーCFB 1950.1、クロノメーター(COSC 認 定)、直径 26.2mm、厚さ 4.6mm、25 石、パワーリザーブ 38 時間
機能:日付、時、分、秒
ケース:ステンレススティール、ステンレススティール/セラミック製ベゼル、自動ヘリウムエスケープバルブ、ねじ込み式リューズ、 両面無反射コーティングサファイアクリスタル、500m(50気圧)防水、直径 44.6mm、厚さ 13.45mm
ストラップ:ラバー/再生PET製テキスタイル、ステンレススティール製微調整機構付フォールディングクラスプ
価格:847,000円(税込)
バリエーション:00.10632.23.53.22 ステンレススティール製ブレスレット、ステンレススティール製微調整機構付フォールディングクラスプ
カール F. ブヘラについて
カール F. ブヘラは1888年の創業以来、卓越性、革新性、情熱の代名詞となってきました。 創業者のパイオニア精神とホームタウンであるルツェルンのコスモポリタン的気質を特徴とし、世界中でその存在を認められるグローバルブランドとして成長しました。カール F. ブヘラは、スイスでも数少ない独立したオーナー経営による時計メーカーのひとつで、現在は3代目となるヨルグ・G・ブヘラがグループを率いています。
カール F. ブヘラが製造するコンテンポラリーな時計は、独自性のあるデザインと最高の精 度、優れた機能性を兼ね備えています。初めてシリーズ生産に成功したペリフェラルロータ ーやペリフェラル トゥールビヨンなどの技術革新により、カール F. ブヘラはペリフェラルテクノロジーの分野におけるパイオニアとして時計業界を率いるメーカーのひとつとなっています。
カール F. ブヘラ – 世界のどこにいても中央スイスの故郷との繋がりは変わらずに。
▶︎公式ウェブサイト:https://www.carl-f-bucherer.com/ja