“海のいま”を伝える環境問題に特化した映像制作チーム「Japan Underwater Creators」
自然写真家の関戸紀倫氏、PADIアンバサダイバーで水中レポーターの稲生薫子氏、海洋研究写真家の福田介人氏が映像制作チーム「Japan Underwater Creators(以下、JUC)」を発足した。
気候変動や海洋環境の変化を一般の人にもわかりやすく伝え、次世代に豊かな海を残すことにつなげたいという想いから、研究機関などと協力し、映像制作を行っている。
The sea in the back Mangokuura |継承 奥の海 万石浦
Ishinomaki Save The Ocean Project
〜この海を、未来につなげるために〜 -To connect this sea to the future-
「海を守ってくださいとか、環境を考えて行動してくださいというのは、ハードルが高すぎるし、なかなか実生活では難しいと思います。まずは海のいまを知ってもらいたい、それが私たちJUCの願いです」と稲生氏。映像制作以外にも海洋調査の企画補助や、主に子どもを対象とした体験学習なども行っており、2022〜2023年は特に教育事業に注力するという。
長年海に向き合い続けてきた3名が新たに立ち上げた映像チーム。どんな風に海を表現していくのだろうか。
JUC プロモーションビデオ
メンバープロフィール
【自然写真家:関戸紀倫】
担当:撮影・編集
自然写真家として世界中を撮影し、多くのメディアに写真を掲載。現在は動画クリエイターとしても活動し、水中のみならず空撮や陸撮にも力を入れている。
【海洋研究写真家:福田介人】
担当:撮影・コーディネート
50年以上続く海洋調査会社の2代目。地元の宮城県をはじめ、全国の海で研究者の野外調査をサポートしながら、そこで得た経験や知識をもとに、海洋環境のいまを写真や映像で伝えている。
【水中レポーター/水中モデル:稲生薫子】
担当:モデル・ナレーション
世界各地でイルカやクジラなどの大物海洋生物のガイドとして活動する傍ら、生き物をとおした子供たちの教育にも力を入れている。初代PADIアンバサダイバー。