海外ダイビングで耳抜きの不安を伝えるには?〜あっこのダイビング英会話〜

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I have trouble clearing my ears
アイ・ハヴ・トラボー・クリアリング・マイ・イヤーズ

みなさんこんにちは。
先日のニューカレドニア旅行では、あまりのカップル率の高さにびっくりしました。
ダイビングでもほとんどがカップルだったのですが、たまたまなのか、大半が体験ダイビングという状況でした。

ニューカレドニア、ポアンディミエ(撮影:越智隆治)

ベテランダイバーには基礎的なことになりますが、少しおつきあいくださいませ。

気軽に楽しめる体験ダイビング=”Introductory diving(イントロダクトリー・ダイビング)”ですが、最低限必要なスキルといえば、自分でしか行うことができないマスククリア、耳抜き、呼吸を続けることではないでしょうか。
英語ではそれぞれ“mask clearing”“ear clearing (equalization)”“continue breathing (don’t stop breathing)”となります。

それほど複雑なことではないので、少し予習していけば言葉が多少分からなくても身振り手振りで理解できると思いますが、不安があればきちんと伝えてくださいね。

たとえば、さすがにこれからダイビングをしようとする人に呼吸が困難な人はあまりいないと思いますが、その他のことに関しては、「体調不良や不安を伝える…」の回でご紹介したように
不安を伝えるには、“I am worried about…”(~が心配です)、
苦手を伝えるには、“I have trouble…”(~に苦労します)
を使うとよいでしょう。

耳抜きが苦手な場合は“I have trouble clearing my ears.”と伝えておけば、インストラクターも潜降のサポートがしやすくなり、結果としてダイバーも安心して潜れるのではないでしょうか。

また、これは初心者に限ったことではありませんが、ホテルの空調が寒くて鼻が詰まったり、時差ぼけで寝不足だったりすると、耳抜きがしにくくなったり、船酔いしやすくなったりもします。
心配であればそういったことも伝えておくとよいかもしれませんね。
“My nose is stuffed.(マイ・ノーズ・イズ・スタッフト)”=鼻が詰まっています。
“I am jetlagged.(アイ・アム・ジェッレッグド)”=時差ぼけしています。
“I didn’t sleep well.(アイ・ディドント・スリープ・ウェル)”=寝不足です。
*いずれにしても、安全第一!ひどい場合は中止するべきかインストラクターに相談してくださいね。

耳抜きのトラブル英会話(撮影:松井亜希子)

準備してきたつもりでも、飲み慣れた薬を忘れたり切らしてしまうこともあると思います。
酔い止め=“motion sickness medicine(モーション・シックネス・メディスン)”
鼻炎の薬=“sinus medicine(サイナス・メディスン)”
風邪薬=“cold medicine(コールド・メディスン)”
などなら、処方箋がなくても薬局で買えると思います。

ocean+αにも体験ダイビング等の説明がありますので、実際に英語で説明を受けたときにあたふたしないよう、日本である程度の情報収集をして行けるとよいですね!

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PROFILE
広島県生まれ。父親の転勤で小中学生時代の6年間をアメリカで過ごす。
東京大学農学部卒業後、翻訳会社勤務を経てフリーランスの翻訳/通訳者となり、現在は技術系の翻訳やエンターテインメント業界での通訳を主としている。

特技はどこでも現地人になじむこと。
言葉は違っても心は通じるはず!と勝手に思い込み、笑顔で入りこんでいきます。

好きな海はミクロネシアのチュークと御蔵島。
この出会いがダイビングを始めるきっかけとなり、いまではすっかり魅了されています。
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