「2013年何本潜った?2014年何本潜りたい?」アンケート結果発表

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恩納村の海と青空(撮影:越智隆治)

先日のアンケート、「2013年、何本くらい潜りましたか?」の結果が出ました。

2013年、何本くらい潜りましたか?

  • 300本以上 (1%, 2 Votes)
  • 251~300本 (1%, 2 Votes)
  • 201~250本 (0%, 1 Votes)
  • 181~200本 (1%, 2 Votes)
  • 151~180本 (2%, 8 Votes)
  • 121~150本 (4%, 12 Votes)
  • 101~120本 (7%, 22 Votes)
  • 81~100本 (8%, 27 Votes)
  • 51~80本 (19%, 62 Votes)
  • 31~50本 (24%, 81 Votes)
  • 11~30本 (27%, 89 Votes)
  • 1~10本 (6%, 21 Votes)
  • 0本 (2%, 6 Votes)

Total Voters: 335

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アンケート投稿者の属性がわからない限り、ダイビング本数のデータから見えてくるのは、せいぜい印象程度のものです。

なので、年間ダイビング本数からモデルケースを想像して、そのダイバー像に近づきたいと思います。

オーシャナ読者、潜っている!?

最も多かったのが、11~30本(27%)で、次が31~50本(24%)。
30本以下で考えると35%、50本以下で考えると59%です。

まず、30本ダイバーとはどういうダイバーなのか。

モデルケースで考えてみると、年に一度の大型連休を利用した南国ダイビングで10~15本程度潜りだめして、毎月1回日帰りダイビングに行くか行かないか程度で30本ちょい。
あるいは、年に2~3回の南国ダイビング、あるいは、毎月日帰りダイビング。

ダイビングが趣味って言えるくらいのダイバーでしょうか。

そう考えると、30本以上が65%ですから、世のダイバー、というより、オーシャナ読者は「潜ってるよね~」という印象です。

統計はないですが、Cカード持っているだけというダイバーも相当いるはずですから、11本以上も立派なアクティブダイバーと考えれば実に92%ということになります。

オーシャナ読者、仕事なにしてるの?

次に50本ダイバーのモデルケース。

5ミリのウエットスーツで快適に潜れるシーズン(6か月)だけ伊豆で毎月1~2回の週末ダイビングが基本で、大型連休で1回海外クルーズ、小さい連休で沖縄ダイビング、って感じでしょうか。

完全にダイバーしていますよね。
休日はダイビングを中心に動いている印象です。
そんなダイバー(50本以上)が41%もいます。

では、100本ダイバーはどうでしょうか。

雨にも負けず低水温にも負けず、欠かすことなく毎週潜っておよそ100本。
南国中心で潜っているとしたら、かなり海外旅行に出かけている人でしょう。
ダイビングが中心の人生と言えるかもしれません。

さすがに、100本以上のダイバーは14%ですが、ダイビングを仕事としている自分がだいたい例年100~150本ですから、1割以上“も”いるとも言えます。
150本以上となると、「仕事は何をしているんですか?」と聞きたくなるレベル(笑)。

皆さん、本当によく潜っています。

1年前とほぼ同じ結果のアンケート

ところで、何でしょうこのデジャブ感。

そう、約1年前に聞いた同じアンケートでも、ほとんど同じ結果でした。

この1年間で何本潜りましたか?

  • 数えていない (0%, 0 Votes)
  • 201本以上 (2%, 4 Votes)
  • 151〜200本 (4%, 10 Votes)
  • 101〜150本 (7%, 16 Votes)
  • 51〜100本 (29%, 68 Votes)
  • 31〜50本 (23%, 55 Votes)
  • 11〜30本 (25%, 59 Votes)
  • 1〜10本 (8%, 18 Votes)
  • 1本も潜っていない (2%, 5 Votes)

Total Voters: 235

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そう考えると、オーシャナを知っているようなアクティブダイバーたちの年間ダイビング本数の分布は、だいたいこんな感じなのかもしれません。

去年より多く潜りたい!?

一方、「2014年は1年間に何本くらい潜りたいですか?」の結果はこちら。

2014年は1年間に何本くらい潜りたいですか?

  • それ以上 (1%, 4 Votes)
  • 300本 (1%, 3 Votes)
  • 250本 (1%, 2 Votes)
  • 200本 (2%, 7 Votes)
  • 150本 (4%, 12 Votes)
  • 100本 (25%, 74 Votes)
  • 50本 (35%, 103 Votes)
  • 30本 (26%, 76 Votes)
  • 10本 (5%, 14 Votes)
  • 1本 (1%, 2 Votes)

Total Voters: 297

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潜った本数50本以上が4割だったのに対して、潜りたい本数は50本以上が7割。
つまり、去年より多く潜りたいという、まあ当たり前といえば当たり前の結果です。

ただ、潜った本数と潜りたい本数の分布を見比べると、潜りたい本数の方が、ひとつずつレイヤーがズレて高めという印象です。

30本だった人は50本、80本だった人は100本というように、割と現実的な線での願望が見えてきて、切実に海を求めているのをヒシヒシ感じます。

皆さんが、去年よりちょっと多めに海を楽しめますように。

おまけ

独断と偏見で、ダイバーの本数に対するダイバー像をまとめてみました。

■10本以下 にわかダイバー
■30本  ダイビングが趣味 (モテる)
■50本  ダイビングに夢中
■100本 海と共に生きている (モテる)
■150本 変態です
■200本 ド変態です! (モテる)
■300本以上 廃人

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writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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