水中写真・イラスト絵画展「Link 未来に残したい海」5/17〜5/18出展者募集中
2025年5月17日(土)〜18日(日)の2日間、大阪・鶴見緑地にある花博記念ホールで、水中写真・イラスト・絵画展「Link 未来に残したい海」が開催される。
この会場は、同日に開催される西日本最大級のマリンスポーツ総合展示会「ブルーオーシャンフェス KANSAI 2025」の会場から徒歩2分ほどの場所にあり、展示とフェスの両方を楽しめる貴重な機会となる。
本展は、海を愛するダイバーやアーティストたちが、それぞれの視点で切り取った“未来に残したい海”を共有する展示会。現在すでに46名の出展者が参加を予定しており、引き続き参加者を募集中だ。
つくりたかったのは「誰もが踏み出せる場所」
展示の企画者であるNatsukiさんは、子育てをしながらダイビングと向き合い、写真を撮り続けてきたダイバー。2023年に行われた、水中写真に熱中する女性ダイバー5名のグループ写真展「私の好きな海」のメンバーのうちの一人だ。
「水中写真は、SNSにアップして終わってしまうことが多い。だけど、それを誰かに“見てもらう”という経験は、まったく違う意味を持つんです。展示を通じて、海の美しさや想いを誰かと共有できる。それが新たな繋がりや挑戦につながっていくことを、たくさんの人に体験してほしい」
そうした想いで、「Link 未来に残したい海」は立ち上げられた。
出展者の中には、フルサイズの一眼レフで撮影したベテランもいれば、コンデジやTGシリーズで撮った作品を「初めてプリントする」という人も少なくない。
「写真展に出したことがない」「プリントの方法がわからない」――そうした不安を抱える初参加者のために、展示方法やレイアウトの相談にも対応しながら、出展者同士が支え合えるような環境づくりにも力を入れている。
自己満足で終わらせない、次の一歩へ
「写真は撮るけどSNSにもアップしていない」
「見てもらうことに抵抗がある」
「プリントして展示するのはハードルが高い」
そんな声に対し、Natsukiさんはこう語る。
「すごく素敵な写真を撮られているのに、お披露目しないのはもったいないという方をたくさん見てきました。陸ではアマチュアやサークル活動でも写真展が盛んなので、ダイビングをする方々も、もっと気軽に写真展ができるといいなと思っています。展示をすることで、見にきてくれる人がいて、反応があって、そこからまた別の感動や繋がりが生まれていく。それはSNSだけでは得られない体験です」
実際に過去の展示では、来場者との対話を通じて新たな友人ができたり、次の撮影や表現への意欲につながったという声も多い。
「飾る」という行為を通じて、海への想いがつながっていく。
この春、あなたの“未来に残したい海”を、ぜひ一緒にカタチにしてみてほしい。
•日程:2025年5月17日(土)〜18日(日)
•会場:花博記念ホール(大阪・鶴見緑地)
•内容:水中写真、イラスト、絵画の展示
•参加費:12,000円(プリント費用は各自負担)
•展示形式:A2〜A4、2L複数枚など自由なレイアウトが可能。額装の有無も自由。
•問い合わせ:@mama.diver_umiiro(Instagram)へDMにて受付中