パラオロケ。ジェリーフィッシュレイク。知らなかったルール

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パラオ・ジェリーフィッシュレイク

昨日から、編集長の寺山と、モデルの落合愛美ちゃんの2名が加わり、現地ダイビングサービスもアクアマジックへと移動して、ocean+αパラオロケ第2弾へと突入。

初日には、ミルキーウェイ、ジェリーフィッシュレイク、ブルーコーナー、そしてジャーマンチャネルと、自分にとっては久しぶりにパラオの定番スポットを撮影しまくった。

過去にも慣れ親しんだコースではあったけど、久しぶりに潜ると、自分自身も以前と撮影に対する視線や考え方も違っていたりして、「おっ、こんな撮影も有りだったか」と楽しみながら撮影をすることができた。

同時に、以前にはなかった(あるいは知らされていなかった)パラオでの新たなルールができていて、観光客が増えていてパラオでの自然環境に対する配慮の必要性を実感した。

ジャーマンチャネルでは、マンタへのアプローチに対してのルールがしばしば変更しているようだ。
今は捕食中のマンタへのアプローチは午前9時以前、あるいは午後3時30分以降であれば、「可」だけど、それ以外は「不可」。
ということだったので、「可」の時間帯を選択して取材を行なった。

ジェリーフィッシュレイクも、以前はヘッドファーストで平気で潜ったりしていたのだけど、今回は「フィートファーストで静かに入って下さい」と言うことで、フィートファーストに慣れていないモデルの子たちを潜らせるのには、ガイドが先に潜行して、手を引いてゆっくり中に入ってもらうなど撮影には苦労した。

パラオの観光客数は、年々増加の傾向にあるとか。
この国のメインの観光資源は、他ではなかなか見ることのできない多様な自然環境。
それを守るために、今後も多くのルールが作られて行く事になるのは間違いない。

わかってはいるけど、やっぱり昔のパラオを知る一人としては、もっと自由に、自然の中で遊べることができていたあの頃が懐かしい。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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