ニューカレドニアの超レア物、コンスピキュアス・エンゼルフィッシュに遭遇
今日もイル・デ・パンで取材中。
2本目のダイビングの最後に、安全停止を兼ねて、浅いリーフの上でマクロ撮影していたら、突然ALIZEのガイドのマサシ君が、「あ〜!!おちさん!!!」と水中で叫びながら、前方を指差してダッシュで泳ぎ始めた。
自分は、指差した先の方に、何がいるのかと目を凝らしたけど、どうやら大物では無いらしい。
さらに目を凝らすと、あまり見かけないエンゼルフィッシュ系の魚が、前方に向かって泳いでいた。
「なんか、前にマサシ君にレアですって教えられた気がする」と追跡したその魚は、コンスピキュアス・エンゼルフィッシュというオーストラリアのロード・ハウ島からニューカレドニアまでの固有種。
ニューカレドニアで1999年からガイドをしているマサシ君でも、「1年に1回も見ない事もありますよ!しかもイル・デ・パンで見たのは初めてっすよ!」とエキジット後も興奮しまくり。
実は自分は5年前のロケでもヌメアで目撃して、あまり良い写真じゃないながら、撮影もしていた。
リーフの下の窪みに逃げ込んだコンスピ君、警戒するように、こちらに正面顔ばかり向ける。
「なんか正面顔しか撮れなかったんだけど」と言うと「正面顔撮る方がレアっすよ!」とマサシ君。
「なるほど〜」とあまりピンと来ないまま、一応納得してみた。
まあ、あまり見れないモノが見れるって事は、決して悪いことじゃないからね。
ダイビング後は、陸撮。
天気も徐々に良くなってきて、ビーチ回りを撮影した。
昨日も撮影した森の中で、今日はこんなシーンに遭遇した。
明日は、イル・デ・パンでのロケ最終日。
明後日には、ヌメアでのロケが始まる。