ドクロからウルルン体験まで~パプアニューギニア・タワリの陸上探索~

パプアニューギニアのドクロ、スカルスケープ

海は申し分なくおもしろいが、費用と距離・時間を考えて、それでもいく価値はあるのか?

その問いにパプアフリークが「海はもちろん」と前置きした上で口をそろえて言うキーワードが“本気の隠れ家”。

タワリはいつでも人が少なく、時間の流れが遅い場所。
足早に休日を過ごし、観光を詰め込むのではなく、喧騒から離れてのんびりまったりダイビングを楽しみたい人が集まるリゾートなのだ。
ちなみに、「隠れ家に隠れているので探しに来てね♪」とはガイドのユカさん(笑)。

パプアニューギニアの隠れ家的な陸上観光

リゾートができる前は、決して足を踏み入れることのできなかった場所に行けるのもタワリならでは。
観光地化されていない生活・文化に触れることができる。

パプアニューギニアの隠れ家的な陸上観光

リゾートからボートを走らせること20分。
海岸線に船を寄せて上陸し、木漏れ日の中、森の奥へ進んでしばらくすると、洞窟が口を開けている。
その名も「スカルスケーブ」と呼ばれるその洞窟を進んでいくと、中はドクロの山。

パプアニューギニアのスカルスケープ

その昔、部族同士の争いで殺された人々の骸骨で、ほとんどの頭蓋骨に穴が開いている。電気を当てると、滴り落ちる水がキラキラと反射する

さらに、違う集落に上陸すると、家畜を飼い、海の恵みを受けながら質素に暮らす、パプアの人々の日常を垣間見ることができる。

パプアニューギニアの子どもたち

皆フレンドリーで、子どもたちはハニカミながらも後をついてくる

パプアニューギニアの豚

集落を越えて、トトロを思わせる森の先には「ヒリワフの滝」。
パプアニューギニア、ヒリワフの滝

観光地とは一線を画すウルルン体験をしたい方は、タワリはオススメです。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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