むらいさちも興奮!西川名で日本一のキンメモドキの大群!?

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カメラマンのむらいさちが興奮しながら電話をしてきました。

「西川名に潜りに来ていて、水中が青くて透明度も30メートルくらいありそうなんだけど、そんなことより、キンメモドキがとんでもないことになっているよ!」

沖縄では夏の時期に爆発することで知られていますが、水温17度にもかかわらず、西川名のメバル谷という地形ポイントでは、ポイント全体を埋め尽くすほど群れているとのこと。

西川名のキンメモドキ大群(撮影:むらいさち)

撮影:むらいさち

「僕もこんな大規模のキンメモドキは見たことがなく、間違いなく日本一の量なんじゃないかな~? ヒラメやカサゴなどが捕食をするシーンも見ることができるけど、回遊魚などの外敵が少ないのもこの規模になった原因なんじゃないかな? これ、本気で一見の価値があると思うよ」

西川名オーシャンパークのガイド、麻生洋貴(あそうひろたか)さんによると、去年2012年のクリスマスにメバル谷に突如キンメモドキが大量に現れたとのこと。

麻生洋貴(西川名オーシャンパーク)

麻生洋貴。大学時代にダイビングに出会い、千葉の海に魅了され館山に移り住む

「なんの前触れもなく突然現れたのでとても驚きました。
メバル谷は幅20m、全長200m、高低差20mもある西川名イチの地形ポイントなんですが、地形がキンメモドキに覆い尽くされ、地形と魚影が両方楽しめます!」

例年、この時期にはあまり見られず、とても珍しいシーンとのこと。
都心からも近いので、ぜひ潜りにいって、むらいさちが日本一だと絶賛するシーンを体験してみてください。

西川名のキンメモドキ大群(撮影:むらいさち)

撮影:むらいさち

西川名のキンメモドキ大群(撮影:むらいさち)

撮影:むらいさち

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
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〇NPOプロジェクトセーフダイブ
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teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
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