カンクンのファミリー向けオールインクルーシブリゾート、クラウンパラダイスリゾートに泊まってみた

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カンクンのリゾート(撮影:越智隆治)

タイに家族で取材に行ったときも、滞在したリゾートのリポートを書いたのだけど、今回もちょっとだけ、滞在した家族向けのリゾートの紹介をしたいと思う。

ムヘーレス島に滞在して、ジンベエスイムを行なった後、菊池家共々、家族でカンクンに移動して滞在したのが、クラウンパラダイスリゾート
カンクンのリゾートとしては定番のオールインクルーシブで、リゾート内でほとんどお金を持つ必要がない。

まあ、それはそれとして、最初に家族で滞在するに当たって、どのリゾートがいいかな〜と悩んでいたときに、カンクンに家族で訪れた事のある長男の友だちのお母さんから、妻が「リーゾナブルで家族連れにはおすすめ」と情報を聞きつけてきたのが、このリゾート。

カップル中心のオールインクルーシブリゾートが多い中、ここは、完全にファミリーをターゲットにしたリゾート。
タイのカオラックで滞在したシービューリゾート同様に、大騒ぎする子どもたちがいても、周囲に気をつかわなくていいし、子ども向けのアトラクションやイベントも多い。

チェックイン時に、スタッフがVIPブレックファーストを食べて、施設の案内をしてくれて、買い物とアトラクションのクーポンをくれるって言われるのだけど、これはバケーションクラブへの勧誘。
興味ある人は聞いてもいいけど、興味無ければはっきり断ったら、あまりしつこくはされなかった。

「キッズパラダイス」というプールでは、スタッフが見守っている間に、夫婦でリゾートの外にあるショッピングモールに出かけることもできた。
中では、スタッフが子どもたちを集めて、ダンスしたり、ゲームしたり、ピザ作りなんていうのもあったし、映画も上映していた。

プールでピザ作りをする子どもたち

プールでピザ作りをする子どもたち

ディズニーキャラにはかなわないけど、子ども向けにこんな着ぐるみたちがたま〜にフラフラと姿を見せる

ディズニーキャラにはかなわないけど、子ども向けにこんな着ぐるみたちがたま〜にフラフラと姿を見せる

他の国の子どもたちと一緒にバスケやフットサルの試合をすることも

他の国の子どもたちと一緒にバスケやフットサルの試合をすることも

プールは、ビーチに面したメインプールが3カ所。

ビーチ前にあるメインプール。右奥はバッフェレストラン

ビーチ前にあるメインプール。右奥はビュッフェレストラン

今回子どもたちが一番利用していた、4歳〜12歳までが利用できるキッズパラダイスプールと、その横には屋内プール。

キッズパラダイスプール。ここには、アトラクションスタッフがいて、しっかり子どもたちの面倒を見てくれた

キッズパラダイスプール。ここには、アトラクションスタッフがいて、しっかり子どもたちの面倒を見てくれた

キッズパラダイスプールの横には、子どもが中で遊ぶ親たちがくつろげる屋内プールが

キッズパラダイスプールの横には、子どもが中で遊ぶ親たちがくつろげる屋内プールが

ティーン向けウォータースライダーのあるプールに、大人専用プール、3歳以下の子を預かる託児所の中にもプールがあるなど、リゾートのあちこちにプールがある。
パターゴルフもあって、息子たちは、毎日のように利用していた。

ティーン向けのウィータースライダー

ティーン向けのウィータースライダー

暗くなってからは、パターゴルフが子どもたちに人気だった

暗くなってからは、パターゴルフが子どもたちに人気だった

特徴としては、とにかく子どもが多い事。
今の僕らにとっては、はしゃぎ回る息子たちの行動をいちいち気にする事なく、過ごすことができるのが何よりも嬉しい。

イベントでは、子どもたちがこんなにいっぱい!

イベントでは、子どもたちがこんなにいっぱい!

大人がカクテルをオーダーするバーカウンターも、時には子どもたちが半数を占めていて、ノンアルコールのカクテルを飲んでいたり。
カクテルの名前も、「ウィニー・ザ・プーとか、ロビンフッド、ファインディングニモ、ピカチュースペシャル、スポンジ・ボブなど、子どもが好きそうな、色々なキャラクターの名前がついたノンアルコールカクテルが用意されている。

お酒を飲んでいる大人たちも、カウンターチェアーの横に子どもたちが陣取っても、それが当たり前な感じで、笑顔で接してくれることがほとんどだった。

子どもたちにとっては、ちょっと大人になった気分が味わえる?カウンターの上には、キッズ用カクテルメニューが

子どもたちにとっては、ちょっと大人になった気分が味わえる?カウンターの上には、キッズ用カクテルメニューが

ビュッフェ用のレストランの他、メキシカン、フレンチ、イタリアン、シーフード、ステーキハウスなどのレストランがあり、2日前から予約可能。今回は、バッフェ、イタリアン、ステーキハウス、シーフードレストランに行ってみた。味は、まあ、こんな感じかな〜というところだけど、「外に出て食べよう」と思うことは無かった。

ステーキハウスでディナー。各レストランにはちょっとした、ドレスコードがあるけど、ほとんどが、リゾートカジュアルでオッケー

ステーキハウスでディナー。各レストランにはちょっとした、ドレスコードがあるけど、ほとんどが、リゾートカジュアルでオッケー

ステーキハウスには、ロデオマシーンがあり、大人たちがチャレンジできる

ステーキハウスには、ロデオマシーンがあり、大人たちがチャレンジできる

日本人ゲストリレーションはいないけど、スタッフは皆子どもの扱いに慣れているからか、子どもがちょっとした粗相をしても、おおらかに対応してくれる。
他のゲストも「お互い様」と思ってくれるので、親としては、本当に居心地が良かった。

夜のキッズオンリーのイベントは、要予約。昼間キッズパラダイスプールで働いていたスタッフたちが仮装して対応してくれるので、すでに顔を覚えてくれているから助かる

夜のキッズオンリーのイベントは、要予約。昼間キッズパラダイスプールで働いていたスタッフたちが仮装して対応してくれるので、すでに顔を覚えてくれているから助かる

部屋には、子ども向けの3段ベッドがある部屋もある。
高級感のある大人向けのリゾートを求めてる人には、まったくおすすめできないリゾートだけど、子どもにとって、特に水の大好きな子にとっては、まさに天国のような場所。
息子たちも、1日8時間もプール付けになっていた日もあった。

海は青いし、ビーチも広くて奇麗

海は青いし、ビーチも広くて奇麗

数有るカンクンのリゾートの中で、「小さな子どものいるフェミリー向けで、リーゾナブルなオールインクルーシブリゾート」を求めている、という極限られた人への情報でした〜。

ちなみに、常に息子たちを追いかけながら撮影したので、使用機材はLUMIXの防水カメラ。
サーフパンツのポケットに鍵と一緒に入れてられて、プールにも入れるから便利です。
なので、写真のクオリティは多めに見て下さい。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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