太陽の光が降りそそぐ葉山の海、その海藻の森の美しさ

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葉山の海の海藻(撮影:岡田裕介)

2014年3月の葉山の海です。

海は冷たく、この日も水温は11°ほどでしたが、個人的にはこの時期の葉山の海が一番好きです。

その理由のひとつが、エントリーエキジット時に見える美しい富士山。

春濁りが始まり、海中の透明度はイマイチでしたが、この日は空が空気が澄んでいた為、ダイビングポイントの芝崎海岸から美しい姿を眺めることができました。

この写真は105mmのレンズで水面ギリギリで撮影しましたが、ワイドレンズを使っての富士山と半水面なんて写真も良いかもしれません。

葉山の海の水面と富士山(撮影:岡田裕介)

またダンゴウオと並ぶ冬の風物詩、海藻の森は葉山で一番好きな海中の姿。

今年大繁殖しているワカメの森に入り込んで空を見上げると、太陽の光がワカメに当たり美しく輝いています。

葉山の海の海藻・ワカメ(撮影:岡田裕介)

太陽の光が綺麗だったこの日は、今が旬のダンゴウオの撮影ははあえてせず、タイドプールでのアオサの光合成や海藻の森の撮影を楽しみました。

撮影は小さなマクロ生物と思いがちな葉山の海ですが、晴れた日は太陽光を生かしたワイドでの撮影もおすすめです!

葉山の海の海藻(撮影:岡田裕介)
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PROFILE
埼玉県生まれ。大学卒業後、フォトグラファー・山本光男氏に師事。
 2003 年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島へ の移住を経て、現在は神奈川県の三浦半島を拠点に活動中。 水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ 乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動。 2009 年 National Geographic での受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティ の写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・ スミソニアン自然博物館に展示。国内でも銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアルはじめ企 業の広告やカレンダーなどを撮影。 またミュージシャンのライブ撮影も行い、雑誌、WEB、広告などに作品を発表している。
 
HP:https://yusukeokada.com
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