200点近い賞品に大盛り上がり!第2回串本ダイビング祭・開催レポート
2014年5月31日(土)、6月1日(日)の2日間に渡り、和歌山県の串本で「第2回串本ダイビング祭り」が開催されました。
主催:串本ダイビング事業組合
「今日(日曜日)だけで50人近いゲストが集まりました。普段のこの時期の何倍もの人数です」と南紀シーマンズクラブの島野さんが言うように、イベント効果もあって、加盟店が25店ということを考えると、多くのダイバーが紀伊半島最南端の海に集結したことになります。
串本とひと口に言っても海岸線が長く、出展器材メーカーは袋港と有田港の2つの港にそれぞれ分かれて器材モニター会を実施(土日交代)。
「普段、器材を実際に試して比較する機会がない」というのが、器材をモニターしたダイバーたち共通の言葉。
「せっかくモニター会があるなら、ものは試しに」という方が多かったのですが、中には「器材モニターをやっている各地のイベントはなるべく参加するようにしています。購入する時の参考になっています」とモニター会を積極的に利用しているダイバーも。
「ゴムフィンを初めて履いてみましたが良かったので、今度買おうと思います」
「BCを使ってみたけど、そんなに違いはなかったなぁ」
「ライトは実際に水中で使ってみないとわからないので買いあぐねていたけど、今回、使ってみて買うことにしました」
などなど、いろいろな意見が出ていましたが、確かに、あまり買い換える機会のないダイビング器材は、あまり比較検討する機会がありません。
しかし、実際に使ってみると、実は結構異なる器材の使用感。
こうした機会はぜひ利用したいですね。
逆にメーカーにとっても、「エンドユーザーに直接アプローチできる機会は貴重です。直接の購入だけでなく、良ければ口コミで広がりますし、逆に、意見を吸い上げて活かすこともできます」と、貴重な機会になっているようです。
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ダイビングの目玉は水中宝探し。
番号の書かれた100個の石が沈められ、見つけると景品と交換してもらえます。
2日間に渡り「まったく見つかりませんでした…」というダイバーもいれば、「そこらじゅうに落ちてたで」というダイバーも。
景品は、エコバックや曇り止めから、最大の目玉はLEDライトまで、およそ100点。
ダイバーたちは、目の色変えて、いつもの魚探しとはひと味違う宝探しを楽しんだようでした。
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土曜の夜は、バーベキューパーティー。
およそ180人のダイバーが、地元の新鮮な魚介類を中心としたBBQに舌鼓。
近大の養殖マグロで話題の串本ですが、潮岬観光タワーレストランの料理長によるマグロの解体ショーで、さらに、パーティーは大盛り上がり。
そして、クライマックスは大抽選会。
メーカー19社による提供で賞品数89点。
宝探し100点、抽選会89点と、なかなかの太っ腹ぶりです。
飲んで、食べて、当たって、交流を楽しんだ、あっという間の3時間。
飲み足りない方は、お店へ、街へと消えていったのでした。
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今回のイベントん、関西や名古屋ダイバーはもちろん、意外なことに、関東のダイバーも結構参加していました。
「串本は1回潜ってみたかったので、この機会にと思ってきました」
「年に一度は必ず潜りに来るんですよ」
さらに、伊豆半島に近い静岡県からも。
「2か月に1回は和歌山に潜りに来ています。串本は地形がダイナミックで面白いんですよね。あんまり小さい生物に興味がないこともあり 笑」
「今回は祭りもあるということで串本に来ました。モニター会もよく参加していて、今回もフィンがしっくり来たので買おうかなと思っています」
「和歌山は静岡から6時間くらいですが、紀伊半島の海はおもしろいのでそんなに苦にはなりません。でも、今回はダイコンを落として、ちょっとテンション下がりました」(編注:双島沖2の根でダイコン拾った方はご一報を!)
来年も開催予定の串本ダイビング祭。
西日本ダイバーはもちろん、それ以外のダイバーも、こうした機会に、黒潮の海にぜひ潜りにいってみてはいかがでしょうか。
おまけ
宝探し最大の目玉だった、LEDライトの石がまだ見つかっていないそうです(2014年6月2日現在)。
しばらく有効とのことなので、来年まで待たず、すぐに潜りにいった方がお宝が見つかるかも!?