2014年トンガホエールスイム、初日から全く動かない親子クジラに遭遇

前日にババウ到着予定の国内線がキャンセルし、海に出る初日に到着したweek1のメンバー。
大幅に時間を遅らせて、海に出る。

港からものの5分で、ザトウクジラの親子を発見。
透明度は悪いが、海に出ていられる時間も短いので、すぐにエントリーしてみる。

前にアプローチしていた船の情報では、透明度も悪いし、止まらないから見れないとのこと。

最初は慎重に接近するが、やはり動いてしまった。

しかし、2回目のアプローチからまったく動かなくなり、親子ともに水面下でまったりとしている。

この親子とは2時間一緒に泳ぎ続けた。

トンガのザトウクジラ親子(撮影:越智隆治)

泳いでいる途中、同じ会社の他の船から、別の親子クジラがもう少し透明度の高いエリアにいると無線が入る。

この親子は、すでに同じ海域に5〜6日前から居続けている親子で、母親が頭を下に、テールを水面に出して休むという変わった動きをする。しかもやはり動かない。

おかげで、皆が初日から大満足するくらい、まったりとクジラたちと泳ぐことができた。

トンガのザトウクジラ(撮影:越智隆治)
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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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