今すぐ見に行った方がいいと思う、オランゴ島のヒレナガネジリンボウ

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セブ、オランゴ島のヒレナガネジリンボウ(撮影:越智隆治)

今日がセブ・マクタンロケ最終日でした。
3本潜ったんだけど、その3本とも、オランゴ島。
しかも、ターゲットも同じ。ヒレナガネジリンボウ!

何故3本ともヒレナガネジリンボウ狙いなの?と思われちゃうかもしれないけど、2日前にオランゴ島潜ったときもず〜っとヒレナガネジリンボウ狙いでした。

何故なら、ここのヒレナガネジリンボウがちっちゃくって、可愛すぎるから。

セブ、オランゴ島のヒレナガネジリンボウ(撮影:越智隆治)

その上根性もあるから。
正面から近づいても逃げないし。

セブ、オランゴ島のヒレナガネジリンボウ(撮影:越智隆治)

何故かしらないけど、口もパクパク開けてくれるし。

セブ、オランゴ島のヒレナガネジリンボウ(撮影:越智隆治)

おまけに、なんと、4匹が同じ巣穴から出て来る可能性もあるから!!!

ということで、取材で来てるのに、Blue Coralのヒロさんに「ヒレナガ狙いで!」」と懇願しようと思ったんだけど、ヒロさんもヒレナガネジリンボウが撮影したかったらしく、「ほか、撮らんのかい?」と言われる事も無く、同じ場所に3ダイブい続けたのでした。

もちろん、巣穴に引っ込んじゃう場合もあるから、そんな時は、その周辺でマクロネタ探してもらって、時間を潰してた・・・もとい、撮影取材してましたけど。

このヒレナガネジリンボウたち、発見したのは、もう半年前くらい。「でも、今日のように、4個体が同じ巣穴にいたのは初めて見ました」とのこと。

セブ、オランゴ島のヒレナガネジリンボウ(撮影:越智隆治)

この前までは、3個体が同じ巣穴から出ていて、1個体はまた別の巣穴から出ていた。だから、4個体撮影するのは、ちょっと離れて証拠写真みたいに撮らないとだめだった

セブ、オランゴ島のヒレナガネジリンボウ(撮影:越智隆治)

なんと、それが、今日は4個体が同じ巣穴から顔を出していた!

いつも4個体が外に出ていてくれる訳ではなかったけど、シャッターチャンスは案外多いと思う。

ということで、4個体のヒレナガネジリンボウを狙いたい!というマニアックなマクロ派ダイバーには、今、狙いに来るのがおすすめかもしれないです。

セブ・マクタンまでは今現在、フィリピン航空が成田から週14便(1日2便)も直行便が出ているし、年末の12月19日からは、関空〜セブ直行便が月、木、金、日の週4便、12月20日からは、名古屋〜セブ直行便が火、水、土の週3便が増便されます。

おまけに、LCC(格安航空会社)のセブパシフィック航空が、来年3月から成田〜セブ直行便を火、木、土、日の週4便飛ばすことが決定している。

どんだけ飛ばすんだ!ってくらいセブへのフライトが出てるし、増便されるので、日本からセブへはますます行きやすくなる。

と、今後の増便情報はともかくとして、簡単に来れるセブ。
週末を利用して気軽にダイビングに来て、是非、このとってもフレンドリーで根性のある、ヒレナガネジリンボウ4兄弟?を堪能してみてください。

ということで、すみません、取材に来て、どんだけヒレナガネジリンボウだけ撮影してんだ!っていう話でした。

あ〜、でも、もっと撮影したかったな〜。

ちなみに、モデル兼ライターのルコちゃんは、そんな(3本とも同じ場所からまったく動かない)僕を見て、(こんなんで、ウェブマガジン作れるのかしら)と心配で胃痛をおこし、おまけに、毎ダイブ90分とか潜ってるのにつきあって、腹痛をおこしていたみたいです。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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