カリブ海に囲まれたカラフルな街「イスラ・ムヘーレス」 ~バショウカジキ・スイム観光編~

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

バショウカジキ・スイムで、メキシコのムヘーレス島に来ています!

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

ムヘーレス島はカンクンよりフェリーで20分。

日本人にはあまりなじみのない島かもしれませんが、海外の観光客からはとても人気があり、日帰りで観光する人たちも多いです。
日本でいう、江ノ島の感覚かな?

南北に約8kmの伸びる細長い島で、島の北端にカンクンから来るフェリー乗り場やバショウカジキスイムへ向かう港があります。

「イスラ(=島)・ムヘーレス(=女性)」は女たちの島という意味ですが、その由来は、昔、ユカタン半島の付近に住む部族が、他の部族から女性を守るために、女性だけをこの島に匿ったことや、1517年にスペイン人がムヘーレス島を発見した時に女神像(イシュチェル=マヤ神話において、月・洪水・虹・出産などを司る女神)をたくさん見つけたことから「イスラ・ムヘーレス」の名がついたともいわれています。

また、子供を授かりたい女性がこの島に月灯りを浴びに来た、なんていう逸話も。

滞在しているエリアにはメインストリートが1本通り、1時間もあれば見て回ることが可能。
ただ、裏路地にもフォトジェニックな場所が多く、誘惑されるお土産屋さんであふれかえっていることから、実際は1時間では物足りないかも。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

ホテルもバギーもビビット&カラフルで可愛い!

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

こんなパステルでシンプルなのもほっこり

私は、海外からはがきを自宅に出す習慣があるので、どの国に行ってもポストオフィスは探します。

ムヘーレス島から日本へは15ペソ(約120円)で郵送できました。
異国の地から旅した絵葉書が届くとちょっと嬉しいですよね。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

ポップ過ぎて思わず通り過ぎてしまった、ポストオフィス

メキシカンスカルが可愛い! つい欲しくなる雑貨やおみやげ

「あ、これ欲しい!」「ん~これはいらないかな」と、品定めしながら街を歩くのは楽しいものですが、“いらないかもゾーン”に入れていたはずの物たちが、南国の魔法にかかって、“欲しいかもゾーン”へ移っていくのをじわじわと感じていました。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

これは本当にお持ち帰りしようかな(笑)

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子) イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子) イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

個人的に、スペインの食器や陶器が好きで(実は家の表札もスペインに行った時に、陶器で作ってきたんです!)、グエル公園のような色使いが好みなことから、こういったカラフルで鮮やかな色使いのものに目がいってしまいます。

なので、こういうものをどんどん見つけてしまうわけです。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

個人的にはこの太陽がモチーフのものがお気に入り

気になるのは、やはり、メキシコらしい“スカル(ドクロ/骸骨)”のモチーフ。

メキシコには“死者の日”という日本のお盆の様な日があるのですが、静かに過ごす日本とは違って、カラフルで楽しそうなスカルであふれ、お祭り騒ぎ。

そんな文化を反映してか、カラフルで愛嬌のあるメキシカンスカルたちを至る所で見かけるので、妙にお土産心をくすぐられます。

彩度全開の海は、さすがカリブ海!

カラフルな雑貨やスカルグッズを横目に港まで行くと、そこには絵葉書のような色の海が広がります。

彩度全開! さすがはカリブ海、ヨーホーレベルがぐんぐん上がります。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

カンクンよりも色が濃く感じました

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)
イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

青い海に映えるカモメはなんとも綺麗

港へ行くと、バショウカジキスイムでお世話になっているアンソニー(オーナー)の会社で働いているルイスが魚を仕分けていたので、「釣ったの?」と聞くと、「これはベイト(釣りをするための餌)だ」と言い、隣にいたデイビッドはそのベイトで釣り上げた大量のキングフィッシュも見せてくれました。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

ルイス(左)とデイビッド(右)。仕分けている魚はベイト

初日のバショウカジキスイムではカジキには出会えなかったものの、キングフィッシュは大量に釣り上げていたので、夕飯にはその釣った魚を、セビーチェとフィッシュ&チップス、さらにはガーリックソテーにしてもらい美味しくいただきました。
ちなみに、ここでいうキングフィッシュは、日本でいうサワラです。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

バショウカジキスイムの合間にフィッシング。港のレストランでさばいてもらい食べました!

目がちかちかするほどカラフルな街

メインストリート

ステイしているホテルから徒歩5分圏内に、メインストリートがあります。
お土産屋がところ狭しと連なり、観光客で終日にぎわっています。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

目が少しチカチカするレベル

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

レストランも色がたくさん

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

カラフルな街は歩いているだけで楽しい

裏路地

一方、メインストリートを少しでも抜けると、途端に静かなエリアになります。
メインストリートにはほとんどいなかったローカルの人たちに出会えたり、写真を撮って歩きたくなるような建物も多いことから、私は割と裏路地のほうが気に入っています。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

メインストリートのギラギラした感じはなくなり、オシャレな雰囲気になったり

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

おもちゃの世界に入ったかのような建物も。これは、アクセサリーショップです

まるで色補正でもしたかのような彩度の高い青い海とカラフルな街。

「わたしそんなにスカル好きじゃないはずなのに可愛く見える~欲しい!」とスカルのTシャツやネックレスに購買意欲を駆り立てられるゲストの女性たち。
ほぼすべての人がスカルTシャツを購入。
景色も手伝って、完全にメキシコマジックにかかっていました。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

カンクンよりもこぢんまりとしていて、治安がとても良いといわれる島、イスラ・ムヘーレス。

バショウカジキスイムから戻ったあとの夕飯までの時間などを利用して、ぜひ散策してみてください。

メインストリートは遅くまで開いているお店も多く、カンクンよりも物価も安いので、お土産を買ったり、写真を撮ったりして歩くならムヘーレスがオススメです。

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

時間があればバギーやバイクなどレンタルして島を1周してみるのも良いかも

イスラ・ムヘーレス(撮影:稲生薫子)

私は、世界NO,1ビーチや、死ぬまでにいきたいビーチにも選ばれたというこの真っ白なビーチで寝ていたいですけれど……。砂がめちゃくちゃきめ細かくて歩いているのが気持ちいいです

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PROFILE
成蹊大学文学部国際文化学科卒業。
ナレーター、司会、ダイビング・モデルとして、TV、雑誌、モーターショー、トークショーなどで活躍。宝くじのキャンペーンガール「幸運の女神」では、46都道府県を旅する。

2013年からは、大物運・海況運をつかさどる「海の女神」へと転身し、舞台を海に変えてオーシャナの突撃体験レポートを担当。
潜水士資格も取得し、2014年は伊豆大島復興観光大使「ミス椿の女王」として、伊豆大島をはじめとした被災地復興支援活動にも尽力する。

「ダイビングがきっかけで、物の見方も感じ方も生き方も180度変わり、自分の周りまでもキラキラ輝き出したことを実感。 
いろんなことを体験しながら、たくさんの“きっかけ”を届けていきたいです」

【経歴】
・第25期 日本テレビイベントコンパニオン
・第11~12期 スバルスターズ
・第33期 宝くじ「幸運の女神」
・第23代 ミス椿の女王(2014.2~)
・第29代「ミス熱海・桜娘」(2016.1~)
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