潜水欲より食欲が勝った!? 鳥取・田後、第6回「夏の陣」開催レポート
2015年7月25~26日の間で、第6回目となるブルーライン田後夏の陣」が開催されました。
毎年参加者は増え続け、今年は県内外から約80名が参加!
Fish eye、TUSA、AQUALUNG、GULL、INONとメーカーも5社が集まり、器材モニター会も同時開催されました。
特にメインデーとなった25日は朝から施設も海も超満員。
午前中は、所有する2隻の船で4便にわけてダイビング。
陸はもちろんながら、海の中も人・人・人。
4便全部に乗船しているメインガイドの山崎さんは、「1人に1つずつ写真を撮る被写体を見つけるのが大変……」と弱音を吐きつつも、これだけの人数が一気に潜って“1人に1つの被写体がある海”というのは、すごい。
今回はレベルもまちまちで、聞けば、50本以下の初心者の人も多いとのことなので、この日は水深も浅めでマクロが楽しめるゴイシワラへ。
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ダイビングがひと段落したのもつかの間、14時からは田後漁協から、直に購入した食材もふんだんに使用したBBQ大会!
待ちに待ったBBQ、みんな海鮮やら、肉やらにむさぼりついていました。
焼くより食べるスピードの方が速いので、お皿を持って足しげくカキを焼く網の前に向かった越智カメラマンでしたが、「越智さんは、あとで持って行きますから!ちょっと待っててー!」と何度も追い返されていました。
後で聞いた話なのですが、この日用意された海鮮は、サザエ200個、イワガキ100個、白イカ1人1杯強に、ハタハタ1人1匹弱。
ちなみにこちらも後で聞いた話なのですが、「俺(越智)、サザエ10個は食べた!」と嬉しそうに話していたので、追い返されたくらいが食べ過ぎなくてちょうどよかったのかもしれません(笑)
まあそれでも食材の多くは食べきれずに余ってしまうほどだったのですけどね。
BBQのあとは、“自称日本一やる気のないカメラマン”越智隆治による「ワイドで魅せる田後」のスライドトークショー。
「皆にトークショーを本当に聞きたいか聞いてから、多数決でやるかどうか決めよう」とか、「もう酔っちゃった」とか子供のような理由をつけては逃れようとしていましたが(笑)、終わってしまえばいつものようにちゃんと笑いも取っていて、参加者からは「明日はワイドのポイントに行きたい」「新しい器材が欲しい」「もっといろんな海に潜りたい」などという声も出ていて、一安心。
翌26日には、“トークショーで見たワイドのポイントに行きたい”という参加者が増えたことから、ちょっと流れはあったものの、ヤマダシという群れのポイントへ。
田後を代表する群れポイント「ヤマダシ」の撮り下ろし写真付きの記事についてはこちらをご覧ください。
ハマチの群れ遭遇率40%のポイント「ヤマダシ」で、取材時遭遇率100%だった理由|オーシャナ
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2015年鳥取県史上最高の36度を記録した猛暑の中、第6回夏の陣は無事、終了。
参加していたメーカーの方も「関西の方でこんなに人の集まる(しかも1つのダイビングショップで)のは珍しいし、“夏の陣”は機材を借りてくれる人も多いからこちらも楽しいんです」と話すほどの盛況っぷり。
また、炎天下の中、現場を仕切っていた山崎由香里さん(嫁)は、「酒やけじゃないよ、酒やけじゃないよー」と言いながら、翌日ガラガラ声で向かえてくれ、「来年も夏の陣やりますーーーーー!」と今から鼻息は荒め。
初めて夏の陣に参加しましたが、来年もこの時期に合わせて取材組みたいかもと正直に思うイベントでした。
次回は2016年7月末の土日で開催予定です。
※岩美の花火大会に合わせて適宜変更になりますので、日程などの詳細はブルーライン田後へ直接お問い合わせください。