イルカ玉にも遭遇! 越智隆治と行く御蔵島ツアー開催レポート ~素敵なオリジナルフォトブックも完成~
2016年10月14日~18日で、水中写真家・越智隆治と行く御蔵島ドルフィンスイムツアーを、今年は2回にわけて開催しました。
今年最後となる御蔵島ドルフィンスイムツアーは、開催数日前から天候が悪化し(去年もこんな話題だったような・・・笑)、島の住人からは「着岸するかわからない」と言われ、数日前に御蔵島に行ったという別のゲストからは、「本当に行くんですか?イルカ船でないんじゃないですか?」と脅され・・・、ひやひやしながらのスタートとなりました。
しかし、“着岸の可能性が1%でもあるならば参加します”という精鋭(?)たちは、慣れたもんだとお酒を買い込み、橘丸へと乗船。
写真に写っている黄色い煙突のようなところで話をしていたら、「そこで話しをしていると、筒を伝って船内に秘密の話が響き渡るのでいろいろとバレてしまいますよ~」と船員さんからお達しが。
みなさん、この煙突には注意ですよ(笑)
朝ごはんを食べながらフォトレクチャー
ほっ。
今回のツアーはフォトレクチャー付きということで、海に入る前にも“イルカを撮影するにあたって”という内容のフォトレクチャーを開催。
海の中での話だけでなく、陸でもこんなことに気をつかうと良いということも説明しました。
レクチャーの後は少し仮眠をとって、体力温存。
午前からイルカ玉に遭遇
海が少し荒れていたので、島の半分の海域でイルカを探すことになりました。
半分しか探せないとなると、捜索範囲が半分になってしまうため、会える可能性も半分になってしまうというリスクがあります。
それに、波が良い感じの時には、イルカたちも波乗りを楽しんでしまうので、人の行けない荒れているほうに行ってしまうこともあるそうで……。
会えるか会えないか・・・こればかりは、本当に日頃の行いかもしれません。
いた!いた!いた!
島を1/4くらいまわったところで、船が数隻止まっているのが見え、すこし前方にイルカの背びれが見えてきました。
準備をして、そっと海に入り、待ちに待ったイルカとの時間です。
オスの群れなどは、イルカだけで遊んでいる時も多くありましたが、それぞれのイルカに物語があり、イルカを観察しているだけでもとても楽しめました。
第二弾(10月16日~18日)には、ドルフィンスイムは初めてという女の子2人も参加してくれました。
最初は「泳げない、潜れない」と言っていた2人でしたが、“イルカにもっと近づきたい!”と、気が付けばこんなに深場まで!
これには本人もビックリした様子。
聞いてみると、「実は、スノーケリングで泳いだことなかったので、プール講習に行ったんです」と、嬉しいことにオーシャナのスキンダイビング初級コースに参加してくれていたことが判明(ありがとうございます!)。
もう一人の女の子に「一緒に行かなかったの?」と聞いてみると、「え~!誘われてないし!一人だけずるい(笑)」。
海から上がったら、御蔵島名物のふくまるジェラートに、お買い物に、島内探険。
夕飯の時には、その日撮った写真を見ながらの「フォトレクチャー第二弾」を開催しました。
1泊2日ですごくレベルアップしたこととは・・・?
御蔵島に到着してすぐのレクチャーと、ドルフィンスイム、夕飯時のレクシャーを通して、全員が一番成長したことがあります。
それは・・・
船上での準備がとっっっても早くなったこと!(笑)
実はこれは、御蔵島だけでなく、バハマやトンガのドルフィンスイム、ホエールスイムでも同じことで、いかに準備が早くできるかでベストショットを逃す・逃さないにも繋がっているんです。
朝のレクチャーの時にはピンと来ていなかったゲストも、ドルフィンスイムや夕飯時に、どんな写真が撮れたかなどの話を通して、「準備って大事!」と思ったのだとか。
2日目のドルフィンスイムでは、スタッフよりも準備の早いゲストたちを、思わずパチリと越智カメラマン。
1泊2日という短いツアーではありましたが、とても濃い時間であったなら嬉しく思っています。
そして、今回尾ツアーで撮影した写真で作ったオリジナルフォトブックも完成!
越智カメラマンに自分とイルカとのショットを撮ってもらうなんて贅沢かも。
想い出がいっぱい詰まった素敵な出来あがりとなりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
御蔵島未体験の方は、来年も開催予定ですので、ぜひ、ご参加くださいね。