水中ヌード☆ドキュメント
負けたら水中ヌードアゲインの和尚vsモリケーのコンデジ1本勝負。
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_6073.html
バトル開始から15分。モリケー殿がわしをツンツンし、
自分のカメラを見せる。何事かとカメラを見ると、おもいっきり雲っている。
曇ったのは初めてとのことじゃが、何もこんな時に(笑)。
よっしゃ、これで勝った! と思っていると、
図々しくも「ちょっと貸して」と懇願してくるので、武士の情けで貸すことに。
でも、ほんのちょっとの間だけ。
ということで、モリケー殿は60分中15分くらいしか撮影しておらん。
わし、ツキがあるかも。
そんなこんなで勝負を終え、投票結果の出る翌日。
1本ダイビングを終え、黒島に上陸しつつランチを食べていると投票締め切りの12時に。
結果は……
どれどれ。どきどき。
よっしゃ、おらーーーー!
わしの勝ち。
1位「ドライの排気は肩上げて〜」
■投票結果 ※投票締め切り後、撮影者もわかるようになっています。
http://diving-commu.jp/questionnaire/item_6074.html
モリケー殿の写真を見るとわかるように、
「ノーマルのコンデジでもここまで撮れます」というお手本のような写真。
「どうやったらこんなに青がでるのじゃ?」と聞くと、
電球モード、蛍光灯モードなどなど、モードをいろいろ変えて撮っているらしい。
コンデジでもよく自分のカメラの特徴を把握していれば、
ピントが合う一番良い距離、色の出し方など、これほどの写真が撮れるということじゃな。
わしは奇跡の一枚に助けられた。
カクレクマノミを撮っていると、その向こう側でマル殿が撮影中。
邪魔じゃの〜、どっかいかないかな〜と思いながら練習がてら撮ったのが今回の1位。
撮っているときは気がつかず、あとから見て「これおもしろいかも!」と。
マグレだろうと偶然だろうと、まあ、勝ちは勝ち。ふふ。
さあ、水中ヌードになっていただくとしよう。
スッポンポンになったモリケー殿にオクトを渡し、一緒に8mの海底へ。
そこで、マスクとフィンをはずしてもらって、オクトを渡すと、
モリケー殿が尋常じゃないほどバタバタびくんびくん。
え? まさかパニック?
どうやら、オクトに水が侵入……。
海水8割、空気2割を飲み続ける状態で、
マスクもフィンもなくおまけにすっぽんぽんで体が浮きまくり。
プロでなければ死ぬところじゃが、この姿で死んだらあまりにも不憫(笑)。
自分がくわえているレギュを渡すとモリケー殿は落ち着きを取り戻すが、
今度は、急に水が入っていくるオクトを渡せれたわしがびっくりしてジタバタ。
(※結局、セカンド内のダイヤフラムが引っくり返っておった……)
もう何が何やらわからん状態から、
苦しいわしは「早くいけ〜」とモリケー殿を突き飛ばすと、
モリケー殿も意を決して浮上開始。
すると、それまで曇り空だったはずが、一瞬だけ太陽が顔を出し、
フルチンでもがきながら浮上開始したモリケー殿はプロ根性でポージング。
さらに、マル殿もプロ根性でとっさに構図を決め、ここぞというところでパチリ。
いろんな意味で、
神が降臨
なんと、マル殿が撮ったのはこれ一枚きり。
今、男性の水中ヌードを撮らせたらマル殿の右に出るカメラマンはいないと褒めると、
「……褒められているんだよね?」と微妙な表情(笑)。
褒めているってば。人を幸せにする写真って素晴らしい。
そんなこんなな水中ヌードドキュメントでしたとさ。
【続・カメラマンへの道@石垣島】
・とりマン撮影
・果たし状! 水中ヌードを賭けた1本勝負アゲイン
・コンデジ1本勝負
・速報! 水中ヌード
■協力/ダイビングチームうなりざき石垣
http://www.unarizaki.com/ishigaki/