【本日発売】ねえ、あそぼうよ! イルカと人のリアルなふれあい ~越智隆治・写真絵本「イルカと友達になれる海」~
―――イルカたちは船に乗って人がやってくると、「ねえ、あそぼうよ!」と言わんばかりに船に近寄ってきて、みんなが海に入ってくるのを、今か今かと待ち受けています。
毎年夏になると、イルカを愛する人たちが、世界中から集まってくるバハマ「ドルフィン・サイト」。
浅い海底にホワイトサンドの広がるこの美しい海で、20年以上に渡りタイセイヨウマダライルカを撮影し続ける水中写真家・越智隆治とイルカの交流が一冊の写真絵本になりました。
――――イルカと人との交流が、20年以上もつづいていたある年のこと。
毎年、イルカに会うたびに船を出してくれる船長から、こんなメールがとどきました。
「イルカたちがいなくなってしまった! どこに行ってしまったのか、さっぱりわからない!」
ある日、いなくなってしまったイルカたちの行方は……。
「長く交流を続けていると、“イルカ”という種という見方ではなく、“ノチョ”といように、個々のイルカのキャラクターとのつながりになってきます。イルカというひとくくりではなく、個々とのつながりを大事にして、イルカとも常に対等でありたい」(越智)
人とイルカとの交流が実際にどうなっているのか、人がイルカに対していかに思いを持っているのか。
イルカと人とのふれあい、思いがけないドラマを通じて、人間と野生生物とのリアルな交流が詰まった写真絵本です。
「イルカと友達になれる海」(小学館)
○写真・文:越智隆治(おちたかじ)
○定価本体1,300円+税
○発売日2016/4/20
○判型/頁菊12取/40頁 ISBN9784097266341
産経新聞写真報道局に在籍。東京写真記者協会賞、新聞協会賞などを受賞。1998年にフリーとして独立。海洋ほ乳類や大型魚類の撮影を中心に、世界中の海をフィールドにして活動を行っている。
編集者からのおすすめ情報
透明度が高く美しい海、しかもイルカとの距離がとても近い! そんな環境で長年撮影された写真はとても素晴らしく、通常の印刷のインキでは再現することは不可能でした。そこで、各色に蛍光インキを混ぜることにしました。おかげで、色調はとてもよい仕上がりです。大西洋バハマの美しい海をこの絵本で感じていただけたらと思います。
越智隆治写真展「INTO THE BLUE ~青にとける~」
日時 | 2016年5月6日(金)~12日(木)10:00~19:00 (最終日は16:00) |
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場所 | 富士フィルムフォトサロン東京 (六本木・東京ミッドタウン) フジフイルム スクエア公式サイト |