6月7日、オーシャナLive!閉幕〜Withコロナ時代にさらなるチャレンジへ！〜

2020年6月7日（日）
オーシャナLive!終了

2020年4月11日にスタートした、有料ライブ配信チャンネル「オーシャナLive!」。

おうち時間を楽しくという思いで、週末を中心に海の話題をお届けしてきました。
今週末も、豪華なプログラムでお待ちしています↓

この度、お知らせがありまして、筆を取りました。

オーシャナLive!、6月7日に閉幕します！

驚くべきことに、これまで延べ900件を超えるお申し込みをいただきました。
配信を聞きに来てくださった皆さま、ゲストで登場いただいた皆さま、共に歩んでいただいた水中写真家の皆さまには、感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。

地域差はありますが、今、緊急事態宣言は解除されつつあります。

本当は、「海で会おうね」って言いたい。
感謝を伝える、リアルイベントをやりたい。
いろいろな発想が頭をよぎります。

しかし、今ここで気を緩めるわけには行きません。
政府が「新しい生活様式」を呼びかけるように、私たちダイバーも新しいダイビングとの付き合い方を考えていく必要があるのだと思います。

各自の状況に応じた判断が、ダイバーに求められる、難しいフェーズに来ている印象です。

これは、何も一般ダイバーに限ったことではありません。
ダイビング業界では、様々な企業や団体がガイドラインを策定する動きが出てきました。
ダイビングをこれからも楽しめるように、未来に向かって本気で歩み出した方がたくさんいらっしゃいます。

オーシャナも、ダイビングに関わるメディアとして、決して対岸の火事ではありません。

Withコロナの時代にも、ダイビングを楽しんでいけるように……改めて、新しい時代へのチャレンジへ向かっていきます。

そのためにも、突貫工事で進めたオーシャナLive!には、いったん幕を引き、新たな展開へ向かって進んでいきます。

ここでちょっと
初回を振り返ってみる

4月上旬。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、日増しに危機感が募り始めた時期でした。

ダイビングや飲み会、イベントの予定が中止・延期になり、心が重くなりがちな日々。
そんな折に、海に取材に行けない水中写真家の皆さんにエールを送りたいという思いから着想し、「おうち時間をポジティブに過ごそう！」と打ち出したのが、このオーシャナLive!でした。

“やるなら思いっきりやる”のが、オーシャナの信条。

水中写真家の皆さんの協力を経て、迎えた初回配信では、「あぁ、オンラインでもつながれる」と実感し、これから続くであろう自粛生活の中に、小さな光が灯ったように感じました。

都会で過ごす時間の中でも、どこかの海でクジラがブリーチングしてると思うだけで頑張れる。
そんな感覚、ダイバーならば分かるかと思います。
（クジラは例です。笑）

水中写真家の方が、同じく自粛生活を送りながら、今、海のことを語っている。
海が好きな皆さんと、リアルタイムで同じ話題を共有している。

会わなくても、つながることができたんだなと、私個人としては、その感覚に勇気をもらいました。

今や、ダイビングに関するオンラインのイベントも増え、様々なツールを使った新しい取り組みも広がってきました。
そういった意味でも、オーシャナLive!の先駆者としての一定の役割は終えたかなと思っています。

もちろん、反省も多々あります。
ご参加いただいた皆さんも、慣れないZoomのご準備など、お手間かけたことかと思います。
また、一度、Zoomの障害により、配信を延期させていただいたこともありました。その際は、参加者の方々、そして、写真家の方のご理解のうえで、再配信が叶いましたこと、心よりお詫びと感謝を申し上げます。

残り、3週間。
オーシャナLive!らしく、最後まで駆け抜けます！

しかし、ここで生まれた熱を終了させてしまうのは、ちょっと惜しいのが正直なところ……なので、まずは第1期オーシャナLive!は閉幕とさせていただき、第2期には、より体制を整えて再出発させていただければと思います。
（イベント的な開催があるかも!?）

長くなりましたが、本当にありがとうございました。
これからも、魅力的なプログラム作りに励みますので、ぜひご参加いただけますとうれしいです。

今、スペシャル企画も考えていますので、お楽しみに^^

まずは、今週末。
みなさんとつながれることを楽しみにしています！

本とWEBの編集者。月刊誌やムックの編集を経て、WEB編集へ。スクーバダイビング専門メディア「オーシャナ」「スクーバモンスターズ」元編集長。現在は、児童書、写真集、WEB記事の編集など、幅広く活動中。