from 神子元島 幸運は続く by 京田佳樹
運。
それは人生を左右する、大きな力。
本日はザブ根三本勝負。
一航海目。
昨日までの激流はどこに・・・?
久しぶりの超まったり神子元。
しかし、水が淀んでいる・・・。
地形をしっかり観察し、コンパスで方向を確認。
時折現れる、巨大なイサキの塊に視界を遮られながら、
何とか進路を選択していきます。
平たい根を通り過ぎた時、ハンマー単体登場!
ゆっくりこちら向きで泳いできて、
目の前でぷいっと方向転換して行きました。
そして、事件は二航海目に・・・。
元々、1・3航海目に乗る予定だった、神子元スチューデント達。
勢いよく、2航海目参戦を表明してくれました。
エントリー。
潮は出てきたものの、ヒンヤリ、濁っている・・・
あんなに勢いよく参加してくれたのに、これは、きつい・・・。
平たい根周りを偵察し、南への航路に戻ろうとしたその時!!
ゲストの悲鳴!!??
『キャーーーーーー!!!!!』
見ると、ぶりぶりの巨ハンマーが僕らの真上を群れをなして通過!!!!!
うおーっ!
向こうから煽ったボディーをさらして、
全てハンマーだと簡単に確認する事が出来ました!!
その数、約30!!
心臓に悪い、最高の出会いとなりました。
しかし、これでは終わらない二航海目!!
もー、心臓ばっくばくの昂ぶりの治まらないみんなのハート。
この時点で、既に最高の瞬間が訪れたものと思っていました。
すいーっと、心地よい流れに乗って、長い根に到着。
あれ?
何、その巨大な生物達?
あ、ハンマーの群れ。
手は勝手に鈴を、『リンリンリンリン・・・』
っておい!!目の前、なんじゃこりゃーーーーー!!!???
完全に正面からハンマーの群れ群れに衝突し、
僕達にドキっとしたハンマー群は、左右にぱっかり。
そして、僕のゲストもぱっかり(笑)。
取り残された僕と、やっぱり取り残されたハンマー2,3体。
ぱっかり割れた僕のゲストも、その後戻ってきてくれましたが、
それぞれが、20数体の群れを追いかけて帰ってきました。
心を激震させる最高のハンマー群れとの遭遇を、
1ダイブ中に2度も体験してしまいました。
こんなにおいしい思いをしていいのでしょうか?
そんな僕達に対する洗礼なのか、
3航海目はのりのりの激流!!!!!
しかし!!
激流に打ち勝ったその先にーーーーー、またまた単体ゲット!
断言します。
神子元、最強!!!!!!!!!!
後は、あなたの運を試すだけ。
PROFILE
京田 佳樹
Yoshiki Kyoda
縁あって、神子元ハンマーズに所属しております。
元々鮫が好きで、ガイドになったのも、
『鮫を誰よりも間近で見たい!!』
という不順な動機からでした。
皆さん、この鮫マニアと一緒に、鮫を間近で体感しましょう!!!!!
ガイド歴4年
神子元ハンマーズガイド歴1年
神奈川県藤沢市出身
神子元ハンマーズ
http://www.mikomoto.com/